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人生の醍醐味 177老人ホーム

Image by Olia Gozha

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医者、弁護士、社会福祉士等の忠告を、真摯に受け止めて、インド系アメリカ人が経営する、小さな養護老人ホームを選択した。  


住み込みの看護師さんがいる、家族経営の小規模施設だった。  


その家の長男が、2、3年前インドから、美しいお嫁さんを貰った。 


長男のお母様、長男、お嫁さんと、住み込みの看護師さんが介護をしていた。  


大規模養護施設のように、人手が猫の目のように変わる事はなかった。 


私の知る範囲では、インドの人々は親切で、人当たりが優しい。 


普通の家庭らしく、可愛いワンちゃんもいた。我が亡夫は、子供の頃から犬や猫を飼っていて、大の動物好きだった。


インド系アメリカ人の、若夫婦の赤ちゃんは1歳位で、 良くみんなのいる居間で、お昼寝をしていた。 そのようなとても家庭的雰囲気を、私は気に入っていた。




しかも、時々、食事は手作りのインド料理が出る。 夫は運良く、インド料理も好きであった。


四人の入居者がいた。 言い方を変えれば、 四人で満員である。  夫が入居した時は、たまたま、一人分の空席があったのだ 


入居者も、一旦入居すると、少なくとも数年移動しない。  事実、夫は7年近く、同じ施設のお世話になった。


自宅と施設とを合わせ、合計15年は長かったが、 時々であるが、通訳業を続けて、 収入源を確保、我が家の危機を何とか乗り越えた。 


施設に顔を出す度に、彼は素晴らしい笑顔を見せてくれた。


まだ、頭のどこかに、私の記憶がほんの少し残留していたのだろう。  


今でも、その笑顔は、素晴らしい彼からのプレゼントだったと思う。 病気になりたくて、なる人はいない。  


万が一、 私が先に病魔に犯されれば、 彼は真摯に、私の看護をしてくれたと思う。


全てが、川の流れのように流れて行き、 我々の三幕目の人生は終焉した。




2018年中頃から、 第四幕の幕が上がると、背景は、椰子の木が風に揺れているホノルルだ。


登場人物の主人公は私。 ホノルル中を歩き回り、 土地勘を掴む努力に専念した。 


COVID-19も、 少し落ち着く気配。 未知の島に一人で飛び込んだので、これからゆっくり、人間関係構築の努力に、全力をあげたい。


本もたくさん読み、朗読もいっぱい聴きたい。

大自然をいつでも、身近に感じられるハワイは、最高の場所だ。 


さあ、これからも、人生を私なりに謳歌するぞー!

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