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ミートアップ(Meetup)を通して、今日、4月4日、月曜日10時半に、 「テリー S 」と、名乗る人物に会った。
私が主催しようとしたミートアップが上手くいかなかったので、諦めたのだが、 テリー Sが連絡して来て会いたいと言う。
ミートアップのオーガナイズの仕方を教えてくれると言う。 Sさんと言う名前から、日系三世だろうと勝手に想像してしまった。
母親が中国系で、父親は沖縄出身との事。 テリーは「沖縄で生まれた。」と、本人は話した。
沖縄県出身の方の名前は、大方沖縄的苗字が多いものだが、 日本の本土にやたらと多いSさんと言う名前にちょっと不審感を覚えた。
本人の話を要約すると、ニューヨーク市に長年住み、大学院卒業後、 精神科医になったが、ピクセルと言うコンピューター技術の操作で、誰かが、処方箋に何百枚も署名した。
その書類を使い、精神薬でもある麻薬の取引で多額の利益を得た罪で、5年間も刑務所に入っていたそうだ。
出所はしたものの、 精神科医の免許は取り上げられて、 前科者であるため、どこも真面目に彼を雇ってくれない。
家族でさえ、彼自身は誰かに陥れられ、騙されたのであって、 自分はそんな事をしていないと言っても、 誰ももはや信じてくれない。
闇市で、処方箋薬が高く売られているようで、
誰かが、お金に目が眩み、コンピューターを悪用操作して、大金を手にしたようだ。
私は、 真実のほどは全然わからない。 テリーが完全な犠牲者かもわからないし、退職者に近づいて、お金を強請るつもりなのかもしれない。
断捨離を決行し、ミニマリストの生活を選択した私の心境は、複雑な事象に関わりたくないと思う。
テリーに会い、お喋りをした後、 また、いつものように一人で海辺の散歩をした。
会ったばかりの時に、初期の英語を日本から来ている方々に、無料で教えていると話したので、 彼は英語を教えるのを手伝いたいと言う。
法律上の問題を抱えている人を、英語を私の元で習い始めた人に、紹介するわけには行かない。
嘘をついて、 93歳になる従姉妹が倒れ入院、独り住まいの人なので、急遽日本にしばらく滞在することになり、バランティアの英会話クラス全てをキャンセルしたとテリーに伝えた。
今週の木曜日に彼もクラスに参加して、英語の練習相手になる予定だったが、万が一彼が姿を現したら、 私の嘘はばれてしまう。 とは言え、彼の現状を知った今、私の生徒さんを紹介できぬ。
ホノルルの景色が、今日はとても新鮮に見える。