中学校は、山の上にありました。
某、福島県とある村。
中学校は村に統合されてひとつしかない。
山頂まで5キロ。山あり谷あり5キロ。
村のスクールバスは朝1本。
帰りは夕方の4時と6時の2本しか存在しないため
夏休みの部活動のときは
自転車で山あり谷ありを漕いだんです。
汗だくで。帰りは下るだけだから楽だけど行きが修行なのよ本当に。
自転車でいくことに疲れ
真夏は熱中症がこわくて、バス利用していたある日
私は夕方4時のバスに乗り遅れたわけです。
4時半くらいのバスだったような気がする。
次のバスは6時にくる。
校内に戻って時間までやり過ごせば良かったのに
私は1時間半もあれば
歩いて家まで帰れるんじゃないか、と思いたつのですよ
ここで私は夏休みが終わって秋になっていることや、5キロの下り道を歩くことを甘く見ているわけです。
夜の6時。
学校で待っていればバスの来る時間に!私はまだ家につかずに
途中の墓地の前を横切ろうとしていました。
日も暮れ初めて、街灯のない暗い道を歩き続ける。
自転車の時はわからなかったけど
歩道がほとんどなくて、車か自転車じゃないと轢かれそうです。
真っ暗、になりました。 街灯は、ありません。山道です。
「ぎゃあああ!!日が暮れることを念頭にいれてなかったし、まさか墓地の前を通ることになるとは」
その墓地を横切っている時に
墓地にボウッと火の魂のようた灯りがついたようにみえて、私はダッシュをしました。
家に着いた時は「汗だく」です。
父親も母親も祖母も呆れ顔。
私が家に着いた時間は
スクールバスに乗ってきても同じ時間に到着するのだろう
なぜ、歩いたの、わたしよ。
これ以来、私はバス停で待ち人を
待つ時にふと、思うのだ
そして私は、ゴールを、まちつづけているいつも何時も。
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