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人生の醍醐味  68

Image by Olia Gozha

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2年前の ある金曜日の朝、アラワイ川で催し物があると知人に教わり、早朝8時に川辺に到着した。


ポリネシア風帆掛け船が航海を終え、到着するのを祝う式典があるようだ。


 三年前には、実際、ポリネシア風ヨットで、世界一周を果たしたという。 


そのため、6年もの長い期間をかけて、乗組員は訓練に訓練を重ねて来た。


今回は、ポリネシアの島々を巡ったようだ。


富士屋ホテル勤務の職員が、一年間研修のためホノルルに滞在、バランティアとして参加していた方と会い、偶然おしゃべりを少し楽しんだ。


ポリネシアの帆掛け船到着式典が、間もなく始まる。 いげ知事も臨席である。


ハワイ州は島国でもある関係上、地球温暖化の悪影響を、もろに受ける可能性が多い。  


子孫に美しい自然を残すためにも、太平洋のど真ん中にあるハワイは、全世界に海の汚染を減らす事の重要性を、訴えて回る、使命も帯びている。


ワイキキ海岸に、平行して流れているアラワイ川は、人口密度が高い場所だけに、水質悪化に悩んでいる。


苦肉の策として、子どもの牡蠣を、大量に放出する計画がある。 


牡蠣は水中の汚染化学物質を、体に吸収する特性がある。 


川の水を綺麗にする為に、牡蠣様に活躍してもらおうとという魂胆だ。  


牡蠣は大きくなればなるほど、 汚染物質を貪欲に体内に取り込むという。


私のように牡蠣鍋などが好きな消費者は、汚染牡蠣の見分けはつくのだろうか。


一市民としては、地元の川の水質が良くなって欲しい気持ちも強いが、観光資源を目一杯使ってハワイ州の経済をやりくりしているため、世界中から、観光客を誘致している。


人口が過密化すれば、地元の川の汚染が酷くなるのは、避け難い  難しい選択だ。 


と言う私も、ハワイに魅せられて引っ越して来てしまい、残念ながら汚染悪化に貢献してしまっている。

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