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13/10/9

ルームシェアって超大変!外国人もいて、さらに大変!!男四人のルームシェア奮闘日記②

Image by Olia Gozha

すぐに決まったルームシェア

「初音ミクーー!!フィギアー!!アニメー!!アヤナミー!!」

ルームシェアのメンバーの顔合わせのため、まだ見ぬデンジャラスそうな外人を見るためのBBQをした。

わかったことは、チャールズは本当に入れ墨だらけで2mあるけど、

オタクやろうだってことだったった。

そしてルームシェアの相談はメンバーの誰もあんまり考えることが得意ではないので、僕のマッキンゼーばりの資料は使われることはなかった。

そう、みんなお肉が食べたかったので、ルームシェアの相談は2秒で終わった。

「ルームシェアこのメンバーでするでいいかな?」

みっちー「うん」

チャールズ「うん」

こーた「うん」

外国人に厳しい日本の賃貸

「彼は車に置いていきましょう」

メンバーが決まってさっそく僕たちは休日を使い物件探しを始めた。

そして、ことごとく「犬はレストランに入れないからね」と言うぐらい当然のように、チャールズは物件見学の際に車に取り残された。

日本の不動産屋は外国人に対して、とてつもなく厳しい。

外国人というだけで偏見という名の色眼鏡で見られ入居を拒否されてしまう。

外資系の金融会社などのエグゼクティブな白人でさえも外国人というだけで、

契約を結べない。

ニートのオタク野郎で入れ墨を入れまくった30歳のチャールズが不動産会社から拍手喝采をあびることはなく、門前払いが多々あった。

うまく話が通っても、大家立ち会いの物件見学の際には、

必ず不動産会社の人はチャールズを長崎の出島に異国人を監禁するかのごとく車に閉じ込めた。

糞みたいに暑い八月にチャールズは幾度となく車内に監禁された。

毎回物件に向かう足取りは正直重かった。

その時もなるべく後ろを振リ帰らないようにsmaileコータに、

「ああ、チャールズには本当に申し訳ないな。。。」と言った。

smaileコータは一回後ろを振り返り、

「チャールズが赤ん坊だったら死んでるね、フフフ」と言った。

なんて不謹慎なことをいうんだと怪訝な顔をした僕が車に目をやると、

汗だくなチャールズが僕たちをじっと見つめていた。

「リメンバーパールハーバー」

今にもそう呟きそうなチャールズを見て、

「ああ、チャールズが赤ん坊だったら死んでたな」と思った。

そして「ってか車の中からでればいいじゃん」とおもったりもした。

そんなチャールズはまだ住んで三ヶ月もたってないのに

「家賃が払えない、ついでに金貸して」とか大量のチューハイを飲みながら言う。

今は「今年の夏は、よりもっと暑かったらよかったのになあ」と思ったりする。

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