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最愛のビッチな妻が死んだ 逮捕編10

Image by Olia Gozha

保釈で出た次の日から、仕事に復帰した。毎日、10時間以上労働し3日で身体にガタがきた。
 3日目で仕事帰りにアイスを仕入れた。そのまま、シャブ漬けの日々に舞い戻ってしまった。
 編集長からは「なんか目がキラキラしてない?」と言われたが、バレてはいなかった。そのまま、締め切りが終わり、校了した。校了の次の日は休み。自宅近くのT駅近くで買い物していると、運悪く職質を受けた。あれね、一回捕まってると名前で前歴照会できるのね。すぐバレて、尿研受けて覚醒剤が検出された。
 すぐここで逮捕のはずが、なぜか再検査に回されるらしくて、2時間ほど警察署内でフリーの時間が与えられた。その間に弁護士や編集長、恋人に電話で再逮捕を伝えた。電話かけまくりながら、タバコを吸いまくった。
 この期間はポンプはやめて、アブリしかやっていない。どうせなら、ポンプで入れとけばよかったと後悔した。
 2回目の逮捕だと実刑(刑務所)は免れないと思っていたので、絶望的だった。T署は駅近くにあり、自宅から徒歩10分圏内に隔離されているのは変な感じがした。前にいた警察署より、フラットで私語とかも禁止ではなかった。ずっと独居だったけど。
 では、次回からはT署と小菅拘置所編を続けていきます。

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