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中学時代の私は、持病のチック症を抑えることができず、苦悩していました。
中学最初の一年は、周りの環境に馴染むことができず、同学年の友人たちは自分の病をなかなか理解してくれませんでした。
ひどい言葉もかけられました。喧嘩も何度かしました。涙も何度も流しました。そんな私の思いを、その頃のクラスの担任のK先生は、私の隣で一緒に涙を流して悔しがってくれたんです。そして私に謝りました。
「気付けなくて、ごめんね」と。
それから中学2年以降は、学校生活にもだいぶ馴染めるようになり、友達も増え、むしろ私はクラスのムードメーカーになっていました。
中学時代に、"孤独"という名の地獄のどん底に突き落とされていた私を救ってくれたのは、決して先程のK先生だけではありません。
K先生は私に、友情や優しさ、諦めないことの大切さを教えてくれました。
その頃所属していた剣道部の顧問のK先生は、私に礼儀作法の大切さを教えてくれました。
中学の3年間通っていた塾の先生は、私に忍耐強さを身につけさせてくれました。
私から言わせてみれば、これまでに出会った人全員が私にとっての"恩人"です。
中学1年の頃に私のことをいじめていた生徒のことも、私は決して恨んでいないです。彼らがいたから、今の私はここにいるんだと、そう考えるようにしています。
むしろ、今まで自分の病をバカにしていたやつらを、いつか見返してやろうと、今はそう考えています。
このstorys.jpへの投稿もその一環なんです。
いつか自分の力で、自分なりのやり方で、今の腐った世界を少しでも変えるための助力にでもなれたらと思っています。
それが自分の"宿命"だと考えているからです。
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