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13/11/29

フランスから帰国後の苦痛 帰国後編

Image by Olia Gozha

中学生になって数ヶ月後に、俺は成田空港に立っていた。

日本暑いな...

真夏の日本に降り立って俺はまず湿気にやられた。

A-SK「日本ってこんなに湿度たけーのかよ...」

通りすがりの人「いやー、今日は清々しいなー」

A-SK「うそーん!?」

そんなげんなりするような話を耳にしながらも、俺は祖父母の車を待っていた。

おーい!A-SK!久しぶりだな!

という元気な声とともに祖父が車から降りて来た。

久しぶりの再会を果たし、上機嫌で祖父母とおじさんと合流した。

そして、俺は今の地元へと車で3時間かけて移動した。

たどり着いた場所は記憶より田舎

たどり着いた場所。そこは横浜市ではあるものの、近くには動物園があり、とてものどかなところであった。


時差ぼけがあるものの、俺は問答無用で祖父の厳しい教育をこの日から受ける事となった。


まずは漢字。小学生の漢字がすっかからんに抜けていたので、祖父の用意したドリルを1日6時間勉強。ひたすら書き順、はねなどを学んだ。ごねたら木刀でなぎ倒され、それでもそのおかげで今の俺がいる。そう思うと感謝しかありません。


2日後に俺は近所の公立の中学校の講壇のために立っていた。

自己紹介。フランスから来た帰国子女の中西くんです。

その瞬間ざわめきがあった。悪い気はしなかった。

そうして、始まった史上最悪の学生生活。この後どんな事が起こるかなど誰一人として想像出来なかった。そう、俺が一番想像など出来ていなかった。

転校して2日目で、俺は異変に気付いた。まず、学校の規模の小ささだ。


横浜市一小さい中学校とは聞いてはいたが、ここまで少ないとは。

1学年1クラス、俺の代は25人。俺を含めてたったの25人しかいなかった。


そして、3日目。俺はこの少人数のクラスでの戦争に巻き込まれる。

このクラスはどうやら2グループに分かれていたらしく。両方のグループから、「俺のグループに入れよ」と勧誘された。俺からしたらとても馬鹿げていて、どうでも良かった。それに俺はどちらとも仲良くしたかった。

しかし、この希望は無惨にも壊れた。

4日目、少人数のグループ3名と遊んでみた。そして、5日目。

俺はもう片方の総勢20名ほどの男子グループから無視されるという、今まで経験した事のない体験をした。

A-SK「なんて馬鹿げてるんだ!!」

天の声「流れに任してみなさい」

そうして、俺の疎外感のある生活が始まった。


次第に憂鬱になり、この時からオンラインゲームを始める。

は!?

そう、オンラインゲームに手を出してしまったのだ。


廃人の道を歩み...どうにもこうにもならなくなってきた。


次第に学校にも行かなくなり、引きこもりの道を歩み始めた...


次回!!引きこもりのA-SKはどうなるのか!?なにをするのか!?

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