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人気コスプレイヤーになれないときはどうしていたのか?レイヤー時代の話

Image by Olia Gozha

 23歳から29歳まで

私はコスプレイヤーでした。

芸能界、芸能事務所所属や小劇団をやめてから、私は燃え尽き症候群のように、明日はどうやって、なにを生き甲斐にいきていけばいいのか、わからず・・・

  毎日、死んだように

エヴァンゲリオンでやつれたまま

外にむき出しの浴槽に

つかる惣流・アスカ・ラングレーのように


 私には、なにをしたらいいかわからず。夢に敗れて、歯科衛生士としてやるしかないこともわかる、けど


【文章で世に出る】【演劇で世に出る】どちらも敗れてしまい、しかも最終選考まで残っても、力ある事務所が推しまくる可愛い若手新人に仕事を持っていかれる。

 仕事が欲しいなら、このあと付き合え、とプロデューサーから声がかかっても、付き合ったあとに、本当に仕事があるのか?


なにを、付き合うの?ご飯?夜伽?

結局、なにかのコンテストの最優秀賞などをとるか、スカウトされるかした1部の女の子だけが、夢を掴んで羽ばたいていく。


 それ以外は、エキストラか、脇役を頑張るしかないのか、オーディションも受けたし、レッスンも高い授業料を払い。


 そこに

「ね?私さ、演劇やめたあと、ビックサイトの企業ブースの専属コスプレイヤーしてるの。専属にならなくてもさ、コスプレイヤー楽しいよ!衣装貸すから、一緒に行こう?」


と、某ゲーム企業の専属コスプレイヤーになったその子は、自分のコスプレのDVDや写真で稼ぎ、イベントもするという。


  こ、コスプレイヤー?


「これやって!」と渡されたのは






【ときめきメモリアル 遠藤詩織】






「ねぇ?!ウィッグピンクなんですけどぉおおおお?!え?!私もう23歳になるけどセーラー服着るの?」


 つべこべ言わされずにその姿でビックサイトデビュー。

カメコ、と呼ばれる素人カメラ小僧軍団に円陣をくまれ、ネットアイドルのようなコスプレイヤー時代の幕開けだった。


 私はたまたまコスプレイヤーで生計のたつ友達がいて、衣装も借りれたけど、みんな作ったり購入していて、その衣装代も2-7万かかるらしい。


 「ことね!いいじゃん!次!セーラーマーキュリー。こちらはミュージカルバージョンでキラッキラだよ♡♡」



 ・・・?!!?!!?!?!!!



 せ、セーラーマーキュリー?!


「セーラーギャラクシアも衣装あるよ?」



 CLAMP先生のちょびっツという漫画は

アソコにスイッチのあるアンドロイドの設定で、衣装がロリータ系なので、全力拒否したのに、結局やらされる。


 凄い、凄い、ちょっとまって。この人たちスゴすぎる。ど、どこかで辞めるっていわないと、私の話聞かないでどんどん進めていく。



27歳のとき当時16歳の女の子から

「私の相方してください!1人でやってるんです♡♡」といわれたが


 美少女すぎて、なぜ私を指名してきたのか全くわからず、保護者のような気持ちで行動を一緒にした。


 一回り以上離れているのに

私と一緒に活動してくれる。話を聞くと良いところのお嬢様で、コスプレイヤーをしつつ、美容師になりたい、と目をキラキラ輝かせて話をしていた。


  彼女は、秋葉原の某コスプレ事務所が経営するお店の人気コスプレイヤーになっている。・・・いまも健在なうえに、あの時話していたことを全て叶えたのだと思うと凄いと思う。



  私は結婚を考えた時に、コスプレイヤーを引退した。あの時代は、趣味でしか、コスプレイヤーとして生きていけなかったが


 今は【コスプレイヤー事務所】がある。

 コスプレイヤーが所属タレントとして活躍できる。生計も人気コスプレイヤーなら立てられる。

  有名どころだと【えなこ】さんだろう。


 私もえなこさんのコスプレは、クオリティが高く、またえなこさんのキャラクターも好きで、同性からみても憧れる。


 私は【文章】にターゲットを絞っていま、生きているけど


 【好きなことを仕事】に、出来る時代なんだろうな。


 やるなら【極めろ】と思う。

やるしか、ないのだ。行動しないと

何も起きはしない。

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