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10年走ると決めたから1年が楽になった話

Image by Olia Gozha

不思議なことが起こった。


急にブログのネタが出てこなくなったのだ。

別にネタといっても、

大したブログを書いてる訳でもなく、

ただただ日記を書いてるだけなのだが、、

それでさえ、

ふと出てこなくなる瞬間が出てきたのだ。


「毎日よくそんなに書くことありますね?」

とよく言われることあるが、

「毎日の体験と学んだことを書いてるだけだから

特に困る必要はないけどね」

くらいに思ってた。

それで200日以上続けてきた。


だがそれがあと10日と意識した途端、

僕の中で何かが変わった。

重りがどんっと頭に降ってきたようだ。


これは筋トレの時によく起こるやつに似ている。

腕立てであと5回となった瞬間、

まるでラスト5回で全ての力を

絞り出されるかのように、グッときつくなる。


これはほんと不思議な感覚。


どうやら人はゴールに向けて、

自分のエネルギーや疲労感を調整しているらしい。

正確に言うと、

ゴールに向けて自分の限界を「誤魔化」しているようだ。


本当はあと5回以上腕立てできるのだ。

本当はあと10日以上ブログ書けるのだ。

だって200日以上書いてきたんだから。


今日は走り始めて、875日目になる。

これこそ「よく続けられますね」と一番言われるやつだ

でもこのカラクリも同じなのだろう。


最初に

「10年3650日毎日40分走る」

と設定したからここまでこれたのだ。


もし最初に

「1年365日毎日40分走る」

と目標を設定していたら、

今まで続いてないのはもちろん、

355日から365日までの最後の10日間は

地獄の10日間になっていたに違いない。

もう涙、涙のウイニングランだったんだろう。


だがそんなものは意識することもなく通過してしまった。


目標を大きくすると人生が楽になる。


5kg痩せたいって人は

20kg痩せる!に変える。

100万貯金したいって人は

1000万貯金したい!に変える。

英語を話せるようになりたい、って人は

海外に永住する!って決める。


そして本気で思い込む!


そうすれば覚悟はもちろん、

取るべき行動まで変わってくる。


僕は2011年1月1日からニューヨークに来た。

その時に目標にしたことが2つあった。


1、10年は海外に住む

2、100カ国周る


最初は貯金40万、知り合いゼロ、TOEIC400点、

1年半のビザと片道航空券しか無かったが、

この年末、2020年12月31日をもって

ちょうどニューヨーク丸10年になる。


予定の100カ国は行かなかったが

ニューヨークにいながら25カ国以上周ることはできた。

20カ国目くらいから完全に飽きてしまったのだ。

でも100という目標がなかったら10カ国も

僕は行ってなかっただろう。


目標は大きく。

すると小さな目標が通過点になる。

勝手に成長が早くなる。

いつの間にか全てのケタが大きくなる。


自分の限界を誤魔化さないように、

ケタを一つ上げていこう。

もっとできる。

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