252回。
これは2020年、今年ブログを書いた数だ。
236回。
これは5月に若者と約束をし、
今日まで連続で書いたブログの数だ。
28回。
これは過去10年で一番ブログ書いた2011年の記録だ。
それを2020年は大幅に記録更新となった。
今年に入るまでは、
「2011年は28回もブログを書いたのか、よく書いたもんだ」
と素直に思っていた。
でも今「252回」が現れたせいで、
28回も10回も3回でさえも同じレベルに見えている。
先日ランニングマシンやオーディオブックの倍速の話をしたが、
それと同じで人生ってこういうもんなのかもしれん。
でかい数字に到達したら、それ以下がしょぼく見える。
しんどい時ほどあともう1歩、
と言わず3歩まで頑張ってみる。
するとしんどかったはずの3歩手前が、
不思議としょぼく見えてくる。
なんでそのレベルでしんどいと思ってたのだろうかと。
著者や大統領候補のスピーチライターで有名な
ダニエルピンクは言っていた。
「僕はあと5回頑張るルールを作っている」
どういうことかというと、
本を書いてるときに、
もうダメだ、
と思ったら自分にこう言うらしい。
「あと5ページだけ書こう」と
すると不思議と10ページ以上書けたりするんだそう。
これは本を書くだけでなく、あらゆる場面で使っているそうで、
人間は「新しいことを始める」ことには
かなりのハードルを感じるが、
「今やってることにプラスする」ことには
大きなハードルを感じない、
と言っていた。
確かに、
筋トレもあと5回と思ったら10回できちゃったり、
部屋の片付けもやり出したら止まらなくなったり、
あと「1回」をなんとかやれたら、
2回、3回、5回は楽勝で頑張れたって経験はよくある。
あと5回。
きつい、と思ったら、
あと5回プラスして見よう。
今年5月のtamaribaで僕は若者に約束した。
「じゃぁ俺は今年いっぱい毎日ブログ書くね」
と。
あと10回。