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「興味」で動けば「ルート」が変わる

Image by Olia Gozha

走るなら暗闇がオススメ。


僕は毎日朝の5時〜6時の間に走ると

決めてるのだが、その理由は二つある。


1、暗闇であること

2、日の出が見れること


まず日の出に関しては、

ブルックリンブリッジ越しに見える

朝日がただただ綺麗ってだけで

あまり意味はない。これはさほど重要ではない、


重要なのはこの一つめの

「暗闇の中を走る」ことだ。


人間の脳は、

エネルギーの30%を視界に

使ってると言われている。

つまり明るい時だと、

色々なものが見えてしまって、

集中力がかけるのだ、

人を避けないといけないし、

色々な刺激が視界から入ってきてしまう。


これはリズム運動への集中を妨げ、

セロトニン神経の活性化によくないのだそうだ。

それが暗闇だと、

視界のエネルギーをあまり必要としないため、

思考や聴覚、リズム運動に集中ができる。


僕はエアポッドをすでに

4回も無くしていて、

「もう買ってたまるか」と

この半年間は無音で毎日走っていた。

暗闇 x 無音

足音から呼吸の音まで聞こえてきて

走るフォームがとてもよくなった。

暗闇に感謝だ。


そんな静寂の日々が

先週終わりを告げることになった。

半年ぶりに問題のエアポッドを買ってしまったのだ、

理由はアップルウォッチだった。


アップルウォッチの機能を

十分に試すにはエアポッドがどうしても必要だっため、

また無くすとわかっていながらシブシブエアポッドを購入。


実際アップルウォッチを買っても、

僕は音楽を聞くわけでもないし、

通知は全部OFFにするので、

普通の時計とほとんど変わらなくなっているのだが、

一つ大きな収穫があった。


それがAudioBookだった。


人生初のAudioBook、

これがなんとも楽しい。

そして気づいた。

毎朝40分もあれば、

年間で243時間も本が読める(聞ける)

一冊平均8時間だとして、

30冊(月3冊)がすでに確定したことになる。


今朝の暗闇ランで

860日間連続40分走ったことになるのだが、

僕は走ることは別に好きではなく、

ストレス解消!とかも感じたこともなく、

健康のために良いとも全く思ってないため、

歯磨きと一緒でただの「習慣」でしかなかった。


それが、

アップルウォッチ

→エアポッド

→オーディオブック

→年30冊確定


と数珠つなぎのように繋がり、

なんだか走ることが楽しみになったのだ。


興味があることに飛びつくとこういうことがよく起こる。


勢いでNYに来たら、

なんだかんだで永住権が取れて、

いつの間にか10年になったように

興味や直感で一歩を踏み出すと、

次の展開は想像してなかったように進んでいく。


「興味」で動けば「ルート」が変わる。


こないだ日本の大学生から

留学の相談を受けたときに僕から伝えたのも、

「興味があるなら興味があるうちに行動にうつした方がいい」

ということだった。


なぜなら人は時間が経てば経つほど、

最後は必ず「NO」って結論を出す生き物だからだ。

そして「NO」に対して、

めっちゃ上手に言い訳を練り上げる。

自分でもその時は気づかないほどの傑作を!

そしてそれは運が悪いと

「後悔」となってあとで帰ってくる。

そんな人をたくさん見て来た。


後悔のタネを残すことに比べれば、

興味で動いて大失敗した方がよっぽどマシだ。


興味があることは興味のあるうちに。


海外に行ってみて違うと思ったら戻ればいい(あまり見たことない)

アップルウォッチ買って後悔したら返品すればいい(買ってよかった)


興味で動いた時の成功率はどうやら高い。

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