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英語はスピーキングより、読み書き

Image by Olia Gozha

日本人にとって

英語を勉強する上で一番難しいのは、

スピーキングだろう。


あの日本の義務教育では、

どう考えたっ発音はよくならないからだ。

世界を見渡しても日本人は勉強時間の割に、

もっとも英語が話せない国民の筆頭だ。


ニューヨークに来たばかりのころ、

よく外国人の英語のうまさに驚かされていた。

ベンダー(屋台)で働くバングラデシュ人に

なんでそんな英語うまいの?って聞いたら、


「そりゃ3ヶ月勉強したからな」


とドヤ顔で言われたのを今でも覚えている、

3ヶ月って僕らの感覚だとめっちゃ短い。。

「俺日本で9年義務教育で勉強したけど」

というと彼は苦笑いをしていた。


そんなことがよくあった。

それは隣国の中国人や韓国人と比べても

言えることだった。


日本人は文法はできる。

でも話せない。

変に勉強してるせいで

余計話せない。

という悪循環だ。


でも安心してほしい。


今英語をとりまく世界は

話す力より、

読み書きの力、

の方が必要とされる時代となって来ている。


実際、今このブログを書きながら、

並行してインドとパキスタンとウクライナ人と

英語で仕事のやりとりをしているが、

彼らと実際に話した事は一度もない。


全部、文章のみだ。


それで仕事の発注から、

交渉、議論まで全て完結している。


もちろんアメリカ内での仕事は、

直接会って交渉したりする事はある、

でも冷静に考えれば

話す機会よりSNSやSMS、Eメールでの

やりとりの方が圧倒的に多い。

さらにどれだけ英語を話しても、

どれだけご飯食べて意気投合しても、

結局最後は契約書に何が書かれたいるか、

ってとこに行き着く、

話したこと<書かれてること

の方がよっぽど価値を置かれている。


つまり一般的なビジネス環境で考えても

スピーキングより、

読み書きの力の方が、

大事だって事だ。

そして自動通訳してくれるマシンも

どんどん進化してくるだろう、


この傾向は今後も加速する。


ニューヨーク10年。

英語を話す機会より、

英語を読む機会、

英語を書く機会、

が圧倒的に増えて来ている。


世界が一つになればなるほど、

この流れは加速する。


なぜなら

「アクセント」という

大きなハードルが、

読み書きでは泡と消えてなくなるからだ。

日本人だけじゃない、

「できれば話すより文章の方がいい」

というのは世界の多くの人が望んでいることでもあるのだ。


英語の勉強、何か始めるか?


これからの時代、

「圧倒的に読む」ことからスタートするのがいいだろう。

まずはTwitterを英語で埋め尽くすことから始めると

とっつきやすいのでオススメ。


いきなり英語の本を読むのは

5ページで絶対に寝るので要注意!

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