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強くなって帰国する日本人の背中

Image by Olia Gozha

ようやくニューヨークは

気温がマイナスに入ってきた。

例年であればもう雪が降ったり、

マイナス気温が当たり前の時期なのだが、

今年は暖冬だ。


本当に地球は温暖化してるのか。

細胞研究家の僕からするともう少し寒い方がいい。

以前ブログにも書いたが細胞遺伝子を若返らせる方法は

一言でいうと細胞をイジメることだからだ。


特にこの3つ!

1、空腹の時間を作る

2、息切れする運動をする

3、寒い所に身を置く


1年後、僕の細胞が若返っていたら、

改めてみんなにオススメしたい。


40億年の生物の歴史の中で、

生き残ってきた僕ら60兆の細胞は、

逆境を乗り越えてきたエリート集団。

これからも逆境に強い細胞だけが生き残る。


細胞を鍛えよ。


ということで、

今日は盗塁に付いて話したい。


野球で同じ身の盗塁、

その名の通りこれは、

ピッチャーの隙を付いて

塁を「盗む」ことだ。

相手の目を盗み、塁を盗む。

そしてピッチャーはピッチャーで

キャッチャーと相談しながら、

バッターが苦手なところへボールを投げる。

まさに相手の「弱み」につけこむ。


サッカーでよく使われるドリブルのフェイント、

左に行くと見せかけて右にドリブル。

まさに相手を「騙す」戦い。

ボールを蹴ると見せかけて蹴らない。

正々堂々とキーパーに向かってボールを蹴るのではなく、

キーパーががら空きのところを狙ってシュートを打つ。

自分のチームのために隙を「弱点」をとことん狙っていく。


こう聞くと、スポーツは

なかなか綺麗事とはほど遠い世界であることがわかる。


みんな普段から人を騙すのが嫌い、

弱みにつけこむのは卑怯者、

と言いながら全員スポーツが好き。


全くもって矛盾している。


僕はアメリカにきて、

「交渉」というものを学んだ。

そこで学んだことは

まさにスポーツと一緒だった。


「騙す」ことは当たり前、

「弱点」をつくのは当たり前、

それはスポーツと同じで、

あくまルール(法律)の範囲であれば、

やるべきことで、

それが出来ないで負け続ければ、

昔の楽天イーグルスでしかない。


勝たなければ

フェアプレーも綺麗事も

誰も聞いちゃくれない。

スポーツもアメリカも

結果あってのプロセスなのだ。


そんな僕はアメリカにきてたくさん負けてきた。


ぼったくられてたことさえ気づかずに、

サインをしてしまった契約、

相手の言うことを信じたばかりに、

強制帰国となってしまったこと、


こんなことはいくらでもある。


そしてようやく気づいた。

世界のルールは綺麗事で出来てないと。

スポーツと一緒なんだなと。


昨日、

ニューヨークでインターンにきていた、

滋賀の大学生が半年の滞在を終えて日本に帰国していった。


最後に彼女は言った。


「ニューヨークに来たおかげでほんとタフになりました。最初は何でもハイハイ言ってたんですけど、今ではきちんと言い返すようになりました!」


海を渡り強くなって帰国して行く

そんな若者の背中を見るのは嬉しいものだ。


来年開国したら、

またREBORNが始まる。

楽しみだ!


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