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「今」しかない

Image by Olia Gozha

昨日チームのメンバーと話してた時に、

タイミングの話になった。


うちのメンバーには、

様々なビザを持っている人がいる。

そのうちの二人は決断するのが数ヶ月遅かったら、

今ニューヨークでこうやって仕事ができてない。

なぜならその直後にニューヨークは

コロナでビザが制限されてしまったからだ。


まぁ人生なんて、

どうにでもなるし、

後からなんとでも言えるので、

ニューヨークに来なかった来なかったで、

日本にいてよかった、って肯定できるんだと思う。


「コロナに巻き込まれるとこだった」

「どうせ行ってても外に出られないんなら意味がなかった」

「これからは田舎の時代だ」


タイミング悪く行けなかった人は、

絶対にそう考えるべきだし、

今を肯定するのは正しい。


ただ一つ言えるのは、

やりたい、って思ったことや

行きたい、って思ったことは

一度タイミングを逃すと、

次のタイミングは当分周って来ない、

という事実だ。


これが面白いように周ってこない。


他にやりたいことが見つかったり、

やりたくてもできない理由が出て来たり、

誰かを好きになって動けなくなったり、

人生なんてほんとどうにでも転ぶ。


それはそれでいいことだと思う。


だが一つ大きなリスクが残る。

一度逃したタイミングは

後悔のタネになって帰って来る可能性がある。

忘れた頃に周回遅れでブーメランのように

戻って来るのだ。


「もしあの時」


と。


〜たいと思ったことは、

〜たいと思った時にやる。

ブーメランになりそうな、

どでかいやつは特にそうだ。


僕はそのせいで、

多くの失敗をし続けているが、

いつか戻って来そうなブーメランは

幸い一つも飛んでない。


こんな大変な時に

ニューヨークに来たメンバーも

「ほんと来れてよかったです」

と言っている。表情を見る限り嘘ではなさそうだ。


そんなもんなんだろう。


本当のリスクは

今頭に思い浮かんでる事ではなく、

今飛ばそうとしてるそのブーメランだから。


今やりたいことを

本当に今やりたいなら、

その「今」しかない。

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