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ヴィーガンが地球を救う

Image by Olia Gozha

今日気づいたことがある。


俺いつの間にかヴィーガンになってる!


この半年の間、

日々のパフォーマンスをあげることを目標に

食に関しては結構徹底してきた。

まずは体の20%を占めている、

細胞内のミトコンドリアの生産性を上げようと、糖質制限。


それに加え細胞を鍛えるために、

1、毎日プチ断食(4ヶ月)

2、走る(800日)

3、アミノ酸制限(植物性でとる、これは最近!)


など色々とやってきたら、

気づけばこの3番(アミノ酸制限)を取り入れたせいで、

ヴィーガン食の日が出てきている。

昨日はBeyondMeatという会社の

植物で作られたハンバーグとソーセージを食べ、

JUSTという会社が発明した

植物で作られた卵を食べた、

あとは野菜と豆腐だ。


これは紛れもなくヴィーガンではないか。


1年前まではヴィーガンって聞いても、

よくそんな制限して生きられるなぁとか、

動物を大切に考えられる人なんだなぁとか、

どこか他人事、いや完全に他人事だった。


なのにまさか気づけば辿りついていた。

この新世界に。


僕の場合は、

ただただ毎日のパフォーマンスを上げる、

ということを目標に、

ただただミトコンドリアに狙いを

定めてきたらたどり着いてしまったのだが、

普通の人はもっと真っ当な理由でこの世界に入るらしい。


それはSDGs、持続可能な世界を考えての上だ。


今日読んだフードテック革命という本にはこう書かれている。

「今世界では環境問題が深刻になってきている。

そこに登場する救世主がヴィーガンなのだ。

地球上で暮らす人間全体で、

1日に水200億リットル、

食料10億トンを消費する。


それに対して、

地球上にいる家畜としての牛15億頭は、

1日に1700億リットルの水、

600億トンの食料が必要となる。

これだけの食糧と水を生み出すには、

広大な土地が必要だ。  


ヴィーガン(完全菜食主義者)であれば、

一人が生涯を通して生きるための

植物を育てるのに必要な農地は

4000平方メートルだという。

卵や乳製品を食べるベジタリアンであれば、

その3倍が必要となる。


そして、米国人の平均的な肉食の人の場合、

その食生活を支えるにはヴィーガンの実に

18倍の農地が必要だという試算がある


当然のことながら、

肉を食するたびに生き物を

食肉処理するという行為が必要になる。」


ヴィーガンになるだけで、

多くの土地や食料、動物が守られる、と。


確かに

このまま人口が増え続ければ、

2050年には90~100億に達し、

そうなれば100億人を食べさせる十分な

家畜はその時にはいないと言われている。


つまりこれは、

地球を守るだけなく、

人間を守るための救世主なのだ。


実際、僕が食べた植物性ハンバーグの

Impossible Foodsという会社には、

ビルゲイツをはじめセリーナウィリアムズや

JayZ、ケイティペリーなども出資している。


Beyond Meatはすでに

マクドナルド、ケンタッキー、

スターバックスにも導入されている。

なにせ1000億を超える上場企業だ。


ヴィーガンはもはやマイノリティではない。

ビッグマーケットであり、

環境を守る救世主なのである。

アメリカやヨーロッパで

食の仕事に関わるなら

もはや絶対に抑えておかなければいけない

分野になった。日本も徐々にそうなっていくだろう。


僕も気づけばヴィーガンか。


それでも僕は牛角に毎月行きたい。

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