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今の時期だからこそ、、、最終回

Image by Olia Gozha

長く続けてきたこのシリーズですが、今回を持って終了とします。

 今回は私が経験したPCR検査の体験談と、自宅での14日間の樹種隔離に関して記録しておこうと思います。


 更新が途絶えていましたが、前回の記事の通り7月30日の夜にインドデリーを出発する臨時便で7月31日朝6:30ごろに東京羽田空港に到着しました。

 機内では、日本到着後に行われるPCR検査の問診(?)の際に使用する書類(2種類)が配られ、到着までに記入を終わらせて欲しいとの説明がありました。


 到着後、機内放送の指示に従い座席列1から順番に1回に20〜40人程度づつ降機してPCR検査を受けに行きました。

 ただ、私の座席は51列だったので結果的に1時間半ほど機内で待機することになりました。(同時刻に数機の国際便の飛行機が着陸したようで、一時的に検査待ちの方が多くなったことが原因との説明でした。)

 8時ごろにPCR検査に関しての説明を受けるために、係員に従い別の搭乗ゲートへ移動。どうも、現在減便で使用をしていない国内線の搭乗ゲートを使用してPCR検査の説明や検査、結果が出るまでの待機を行なっているようで、順番に従いそれぞれの搭乗ゲートを移動しました。

 検査の方は1〜2日前から唾液検査(抗原検査)に変わっており、指定された容器へ指定された分量の唾液を入れるのに非常に苦労されている方が多かったです。

 私はなぜか一度に大量の唾液が出せたので、比較的簡単に指定された分量まで入れることができましたが。


 検査が終わると、機内で記入した書類を使っての問診が行われる搭乗ゲートへまた移動します。

 今回一番時間が長くかかったのはこの問診でした。

 検査が終わった人が並ぶ長蛇の列に並び、ここでも約1時間ほど待つことになりました。

 検査自体は記入されていたことの内容確認と、14日間の隔離に関しての説明がされただけなのですが、なぜこんなに長時間待つことになったのかが、、、。ただ、この問診は多分今はもっと時間短縮ができるように改善されていると思います。(と信じています)

 問診が終了したら、検査結果が出るまで待機となります。PCR検査の時には検査結果が出るまで半日から2日程度かかっていたようなのですが、今実施されている抗原検査の場合には2〜3時間程度ということなので、検査結果で『陰性』の判定が出ないと入国管理や荷物の受け取りができません。

 ちなみに、多分他の方も同じ気分だったと思いますが、この結果待ちの大気の時間が一番緊張する時間だったのではと思います。

 私はここで約1時間ほど待ち、PCR検査の判定を受け取りました。

 結果は、『陰性』。

 これで晴れて日本への入国ができます。

 全ての荷物は、すでにターンテーブルから下ろされており、空港職員の方が盗難などのトラブルが起きないようにキチンと管理されていました。(この辺は『日本ってやっぱりスゴイ!!』と誇らしく思えることですよね)

 以上が私が今回羽田空港で受けたPCR検査のの状況になります。


 さて、次に始まったのが14日間の隔離処置になります。

 これは私は京都の実家を申請しました。

 しかし、海外帰国者は公共の交通機関(飛行機、船、電車、バス、タクシーなど)を使用することができないので、家族に空港まで迎えにきてもらうか、ハイヤーを手配するか、レンタカーを使って自力で移動するかしかできません。

 だから、レンタカーを使って羽田空港から京都の実家まで約580kmを車で帰りました。(次回は出来る限り関空着便で帰ってきたいと強く思った瞬間でした。)


 さて、14日間の隔離処置ですが、、、特に最初の1週間は来客者に対してとにかく濃厚接触者にならない様にすごく気を使いました。

 日本では『自粛警察』などが流行っていると聞いていたので、『もし自分が実家に帰るまでの道中で新型コロナウィルスに感染していたら、、、』『自分から家族や来客者に新型コロナウィルス移したら、、、』と考え、本当に気を使いました。

 当然毎朝の体温チェックも欠かさず、さらに朝食後にも再度体温チェックし、来客があればすかさずマスクをつける、、、やれる事は全て実施していました。

 幸い、日本入国後20日経過した今でも発熱や咳、体の怠さ、味覚障害などの新型コロナウィルスに感染したときの症状と言われているものは出ておらず、多分大丈夫であろうと考えています。

 また、インド滞在中に3週間のロックダウンを経験しているので、2週間であれば、、、と思えたのも良かったと思います。


 これが私が帰国をしてからの14日間です。


 そしてこれから、、、来週25日からは本社があるUAEのドバイへ仕事をするためにまた海外渡航をします。

 製品開発という仕事をしているので、基本リモートでも対応が可能なはずだったんですが、私しか使うことができない装置を使った製品改良の案件があり、どうしても現地での作業が必要となり、海外渡航をすることになりました。

 労働ビザなしでの渡航となるため、UAEドバイには30日間しか滞在できません。つまり、、、30日後にはまた海外帰国者となり日本でPCR検査を受けることになります。

 今回は関西空港に戻ってくることになるので、羽田空港とはPCR検査(抗原検査)の検査システムは違うと思います。

 それをまたレポートするのも1つかとも思いますが、もともとインドでの新型コロナウィルスの状況を記録することを目的に始めたこの記事なので、今回の記事を持って一度終了とさせて頂きます。

 長々とお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。

 まだまだ新型コロナウィルスは収束の兆しすら見えていませんが、1日でも早く収束することを祈って終了させていただきます。


それでは、また!

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