top of page

ポンコツPCと共に人生を駆け上がる

Image by Olia Gozha

====================

くすぶっていたサラリーマン生活

====================



社会人6年目。



電気工事の現場監督を行うサラリーマン。



神奈川の小田原から東京まで通う毎日。



新幹線通勤が

認められていたものの、

新幹線を使ったとしても

通勤時間往復6時間超。



現場監督の仕事はというと

職人さんより早くに出社し、

その日の準備を

しなければならないわけで。。。



僕の起床時間は4時30分。


目の下には誰が見ても分かるクマ。


顔の表情も、

笑い顔が疲れていると

妻から心配される程。



当時、僕は東京のとある新築ビル建設の

工事現場に配属されていて、


工事を完了させなければならない

迫りくる工期と戦う日々を

過ごしていました。



作業工程は、

他の業者との作業の兼ね合いもあり、

遅れる一方で、


だからと言って、

工期は待ってくれない。


そうなってくると、

昼間だけでなく

夜も現場を稼働させなければ

ならなくなります。


家に帰れない日々が続き


現場スタッフ・職人さん全員が


・疲れ

・焦り


で体力の限界を超えている状態が

続いていました。



そんな時、最悪な出来事が、

起きてしまったのです。



バァーーーーン!!!!


凄い音が…



僕は音のする方に向かうと、


今朝、

笑顔で挨拶してくれた

仲の良い職人さんが倒れていた。



感電事故だった…。



手は真っ黒に焦げていた…。



重傷で意識がない…。



一命は取り留めたものの、

しばらく働く事が

できない体に変えてしまった。



何より、

その職人さんは



利き手の右手が動かない…。



後遺症が残ってしまった…。



僕はとても悔やんだ…。



現場の工期を守る事に

追われてしまい、


現場の焦る空気を

変える事をできなかったが故の

人身事故。



僕が

現場監督を始めた理由は、

自分が携わった建物が

多くの方に利用され、

その喜ぶ姿に

とてもやりがいを

感じていたから。



しかし、

工期に追われて、

焦る現場の空気を

一向に変えられない現状。


再び

人の人生を

狂わしてしまうかもしれない

大いなるリスク。



僕は正直、

この仕事を続けていく自信を

失い欠けていました。



また、

現場が落ち着いてきて

ようやく家に

帰宅できたとしても、

日を跨ぐ時間帯での帰宅。



寝るためだけに帰っている状態。



当時、僕はすでに結婚していて、

妻と1人の生まれたばかりの

男の子がいましたが、、、



僕には生まれたばかりの子供の

寝顔しか記憶にありません。



子供の成長を

しっかりと見届けたいのが親心。


そんな成長を見届けられなかった

空白の日々を

今でも取り戻したくて

たまりません。



こんだけ家族を犠牲にして、

1日24時間中20時間を

仕事に注いでいるにも関わらず


残業代はほぼカット。



月収30万円程で

年収でいうと450万円。



その時の

僕の家計の金銭事情は

残業代がつかなければ、

もちろんカッツカツ。


そのため、

もちろん休日があったとしても

家族とお出掛けする事も

なかなかできず。



こんなゴールの見えない人生を

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


いつまで続けなければならないのか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


俺の人生はこれで一生を終えるのか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



家族、自分自身も楽しめていない毎日…


何ひとつ突破口も見えない状況…




「俺はまだまだできる!!!」




という内に秘めた思いはあったものの

何をする事もできず、



『起業』



という二文字も思い浮かびましたが、

人脈もスキルもない

何より稼ぐ力のない僕には

起業の道はリスクでしかありませんでした。



そんな時、

電気工事会社を営んでいる

友人のお父さんから一報が!



「3年間は続く仕事がある!

やってみないか?」

(独立してみないか?)



友人から

僕のこの生活・思いを聞いていて

声を掛けてくれたのです。




「ハイ!!!!」




その誘いに即答の僕。



こうして

3年間確保されている仕事受注を約束に、

独立を覚悟しました。



3年後の事なんて考えもせず、

このチャンスに乗るしかない!



僕の人生の中でも、

一大決心でもある脱サラ。



この一心で脱サラを決意し、

希望に満ち溢れた生活が待っている!



「お、俺はついにやったぞー!」



…と思いきや。。。





====================

ノープランな独立の先に待ち伏せていたもの

====================



独立はしたものの資金もない、

同じ業界とは言え、慣れない仕事。



迫るタイムリミット3年!



今の仕事では自分の体が空かない。


次の仕事を受注する事もできない。


だからといって、

貯金がないため社員も入れられない。



このままでは、3年後に死んでしまう!!



せっかく友人のお父さんが

持ってきてくれた人生最大のチャンスを

僕は生かせずに終わってしまうのか。



3年後以降の

何かしらの仕事をもらう経路を

構築しなければ。。。



「どうしよ…どうすればいいんだ…」



「これでは

サラリーマンの時と同じ状態だ…。」



今の仕事を行いながら、

3年後の仕事の段取りを行うには…。



明るい未来を築くには…。



そうして、早くも月日が過ぎ。。。



タイムリミットまであと2年!



そんな時に

久しぶりに幼馴染の親友と飲む事になり、

全ての現状をぶちまけました。



その時に知ったのが、

その親友は最近、

独立をしていた事。



親友がやっていた仕事が



ブログアフィリエイト。



親友が僕の話を聞き、僕に言ったのです。



『ブログアフィリエイトを教えてやろうか?』



ブログアフィリエイトとは


自分のブログ(サイト)を作成して、

企業の商品(サービス)を宣伝・販売し

自分に収益が入る仕組みで、


その企業の商品(サービス)は

広告代理店(ASP)にある案件を

自分で選定して商品を

紹介するといった形になります。



簡単に言うと、ブログを作って

そこに広告を掲載して収益を発生させる

といった流れになります。



ブログアフィリエイトを

親友が僕に勧めた理由としては、



・昼間働いていても夜帰宅後に作業可能

・家にいながらPC1台ですぐに始められる

・初期費用がほとんど掛からない



ようはお金のない僕でも

始められるビジネスだったから。



その親友は続けて言いました。



『月収100万だって確実に稼げるよ!

人生を変えられるかはおまえ次第だけどな!』



僕は、これでダメなら終わりだ!

と腹をくくり、



『頼む、教えてくれ!月収100万絶対目指す!』



それからというもの

ネットに全く触れあってこなくて

パソコンもろくにできなかった僕が

ブログを始める事になったのです。


もちろん副業で始めたので

昼間仕事が終わってから

毎日子供を寝かしつけた後に、

取り組み始めました。



2年のタイムリミットに間に合うのか?



家族のために、将来のために!


俺は絶対にやってやる!



その一心で、

時間のない中、

ブログに取り組み続けました。


もちろん、

その時のパソコンなんて

ポンコツPC。


すぐフリーズしたりもしますが、

そんなの関係ない。


僕はお金がなかったので、

そんな贅沢言ってられなかった。


そんなポンコツPCと向き合いながら、

ひたすら野望に向かって

走り続けたのでした。


その先に待ち受けていたものとは…?!


続きが気になる方は漫画版でご覧ください!

https://5hey.jp/profile

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page