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もうすぐVISAのチャンスは来る

Image by Olia Gozha

昨日トランプが発表したビザへの規制がインド人やテック会社の怒りをかっているようだ。

Trump visa ban stokes stranded Indians’ fury
https://www.ft.com/content/d5381c09-a5b6-486c-ac70-ff93401bd865

今度の法律は、アメリカへの就労を考えてる外国人にとってはとてつもなく痛い。

何がどう変わったかというと、年末までアメリカで働けるビザを申請できなくなった。

アメリカでは毎年H-1ビザという就労ビザが85000人分出されている。その多くがシリコンバレーのテック系の会社の社員に当てられるてると聞いていたが、今回のニュースを見て驚いた。

なんとその70%がインド人に発行されていたのだ。たしかにインド人はテックに強いイメージがある。あのGoogleの社長もインド人だ。僕がウェブ・アプリ制作を外注してる相手もインド人だ。もうテックといえばインド。それは間違いない。

ただまさか70%もとは。。そりゃインド人とテック会社は溜まったもんじゃないだろう。


さてこの気になるアメリカでの就労ビザ。僕もかつてこのビザを経由してるし、多くの日本人が最初に狙いにいくビザだと思う。

ではこの85000人は一体どう選ばれているのか。

それは、
学歴
or
給料
だ。

抽選だと表向きは言われているが、アメリカはそんな綺麗な国じゃない。アメリカにとって貢献してくれる人材しか入れるわけがない。

インド人が選ばれてるのは、おそらくスキルが高く高い給料で雇われてるからだ。そして日本でいう博士号や修士号をとっていれば、学士より優先される。

85000のカードを世界中で取り合う。これがビザの世界。生まれた時から国籍を持つ僕らは、日本にいると感じることは一切ない。だが、海外で生きるとはそういう戦いからのスタートとなる。海外移住とは、特権であって、誰もが手にできる権利じゃない。

じゃぁ大したスキルもなく、博士も修士もなかった僕がなぜその競争をくぐり抜け、いまだにアメリカで生き残っていられたのか。

それはタイミングだ。

リーマンショックの後にニューヨークに来た。その当時就労ビザの申請が少なかった。それはそんな悪い景気の中で外国人の社員を雇おうとする企業が少なかったからだ。結果、すんなり就労ビザが取得できた。

ビザを取得するには、こういうタイミング的な部分もかなり重要になってくる。特に僕ら雑草組、お金も学歴もない奴らはこのタイミングを狙うべきだ。

いまコロナショック。

もうすぐチャンスは来る。

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