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プロセスと結果、大事なのはどっち

Image by Olia Gozha

結果型かプロセス型か。


アメリカでビジネスをやっているとまぁ大変なことが多い。

・当たり前に納期守らない

・当たり前に遅刻する

・当たり前にボッタくろうとする


これ日本だと通常逆になる

・当たり前に納期まもる

・当たり前に遅刻しない

・当たり前にボッタくらない


もちろん、何事も0か100ではないので、

あくまで相対的な話だが、それくらいの違いは正直ある。


だからこそ、

日本人はなかなか世界で戦えないし、

外国人は日本でなかなか戦えない、

という結果が統計的にも出ている。


じゃぁプロセスと結果、どっちを大事にいけばいいのか?

それは自分が勝負したいマーケットによって決める必要がある。


日本人を相手に勝負をしたいのであればプロセスは絶対だ。どんだけいい成果を出しても、それに至るまでのコミュニケーションの不快感や、納期の遅れ、言ったことを守らない、といったプロセスに問題があれば、再び仕事が来ることはないだろう。


逆にアメリカを相手にしたいなら結果は絶対だ。どんだけ愛想を振りまいても、納期を守っても、その仕事に満足のいく成果が得られないと分かれば、再び仕事が来ることはないだろう。逆に言えば結果させ出れば、そこに至るまでのプロセスは目を瞑ってもらえる国でもある。6回破産しても大統領になったトランプ大統領。友達を裏切り、盗作しても成功者として尊敬されているFacebookのマークザッカーバーグ。

日本とアメリカ、それくらいの違いがある。


さらに「失敗の本質」という本では、第2次世界大戦の敗戦の理由として「失敗」に対する対応の差が語れている。戦争におけるミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦は失敗の連続であったが、それは日本軍の組織特性によるものだった。失敗した指揮官に何度もチャンスをあげた日本、それ対して一度失敗したらすぐ選手交代させたアメリカ。その対比も詳細に語れていた。


結果とプロセス、どちらが大事なのか


これはあくまで””違い”であり、どちらが正しいかは時代と立場によって変わる。戦後の高度成長期みたく日本型の組織が成功した事実もある。


じゃぁ僕らが考えなければいけないのは、今後僕らはどのマーケットで勝負していくということだ。アメリカなのか、インドなのか、アフリカなのか、それとも日本なのか。


そのマーケットによって戦い方は変える必要がある。僕はこれからもアメリカと勝負していくので、プロセスは片目を瞑ってでも成果にこだわっていこうと思う。


プロセスなのか結果なのか


それは勝負するマーケットで決めるべきであり、そのためにはそのマーケットが今後大きくなるのか、小さくなるのか、をしっかりと自分で見極めなければならない。


日本マーケットは今後どうなる?

アメリカマーケットは今後どうなる?

世界マーケットは今後どうなる?

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