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ひろがるピンクのマスク🌈 〜その①〜

Image by Olia Gozha

世間は、ウィルスでマスクの中、おはなは、その時期マスクを求めるあまり不思議なことに、どんどんマスクの方から、やってきてくれた^ ^

気付けるようになってからの、おはなには、こういう不思議な事が、よく起こるように?というか、それも気付けるようになったからかもしれない(笑


自分で間違えて買いすぎたピンクのマスク、国からも支給されポストに届いた布マスク達。

"さて、どうするかな。ひとりで使うには、洗えるマスクもほとんどだし‥"

その時ふと、毎朝近くの保育園の出迎えのおじいさん達2人や、その保育園に関わる人達の顔が浮かんだ。

おはなには、ウィルスで自粛の間に新たな夢ができていた。

それは、夢だから大目に見てほしいのだが、、(笑

〜本気で世界平和だ。〜

まぁそれは、少し置いておいて。

 この保育園のおじいさん達2人とは、思えば半年前のクリスマス頃に、今回のお家に、また導かれるような奇跡が起こり、近所で引越しをした。

毎朝、必ず駅まで走っているおはなは、このおじいさん達と気がつけば挨拶をしていた。

クリスマスの日、それはおはなにとっても今となっては、どうしてそんな言葉が出てきたのかさえ不思議だったが、保育園の前を通っていつものように

おはな: 「おはようございます!^ ^」

おじいさんY: 「行ってらっしゃいっ!」

おはなの足音(笑

タッタッタッタッ💨 振り返って手を振り

おはな: 「行ってきまーっすっ!^ ^

メリークリスマス‼︎」と、、笑

おじいさんY: 「??⁈ 、、おぉっありがとう!」

と。笑

そんなやりとりを毎日繰り返すうちに、おじいさん達は、小さな子ども達にハイタッチをして挨拶をする中、いつしか必ず、おはなにもまるで子どもと同じように、かかさず手を振り挨拶をしてくれていた。

こんな毎日を過ごして行く日常で、はじめの話に戻るのだが、このマスク達。

"そうだっ‼︎このマスクは、今必要な人達のもとに届けよう!保育園の先生なら、このウィルスの中、子供達の為に働くお母さん達を支えてい気配りも半端ないだろう、、それにピンクのマスクなら先生も気分上がるし(ちなみに、おはなはピンク色が好きで、気分を上げたい時やコスモスを観に行く時なんかは、ピンク色のスカートにする。余談だが、、)何より子供達も先生が明るくて可愛い色のマスクなら、子供達の気分も晴れるだろう"🌈

まぁ、勝手な想像だ。(笑 というか妄想かな

"よし!明日の朝、おじいさんに渡してみよう"

そう思いながら、おはなはカバンにピンクのマスク達をそっと忍ばせた。^ ^

-次の日の朝-

タッタッタッタッ💨 おはなの足音(笑

今日も走るおはなは、バタつきながらも

おはな: 「おはようございます!はいコレ‼︎

先生達に!」そう言って、すかさず

カバンからピンクのマスク達と布マスク達を

取り出し、おじいさんに手渡す。

おじいさんY: 「っっ!!おっあっ!

どうもありがとうっ!」


おはな: 「うん!^ ^行ってきまーす!」

そう言ってすぐにまた走り出すおはな(笑

タッタッタッタッ💨

その後の、おはなは凄く気持ちが晴れ晴れしていて、もしかしたら先生達はもうマスクあるかもしれない。たとえそうでも、どうだったとしても

自分が、何かできることがあるかもと行動できたことが、ただただ嬉しかったんだ。

"心地よい気持ちの1日のはじまりやなぁー"

そう思いながら、駅まで走った。^ ^

-そのまた次の日の朝-

タッタッタッタッ💨 

おはな: 「おはようー行ってきまーっすっ!^ ^

」すると、おじいさんが手でよんではきて

おじいさんY: 「あの、あれ、えっと皆んなが保育園の方を指差しながら、お礼言いたいから、ほらあのお名前とかを、、」

というので、

おはな: 「うん!名前は、〇〇です!

えっ、そんなんいいよっ!ありがとう!^ ^

」と。笑

そう言ってすぐにまたいつものように、走り出すおはな(笑

タッタッタッタッ💨

仕事を終えて帰宅途中、保育園の前を通ると

子ども達に手を振って声をかけるおじいさんの姿が、おはなが歩いていると

おじいさんY2: 「おかえりー!帰りは、走らへんねやなぁー笑笑」

おはな: 「ただいまーっ!えっ⁈う、うん、笑」

そう言われて、恥ずかしそうに帰宅した。

何だか自分も保育園の子どものひとりになった気分で、買いすぎたマスクで、広々とした家で

何だかとてつもなく心は充実感でいっぱいだった


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