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海を制するものが世界を制す

Image by Olia Gozha

今日は海について語りたい。


海といえば、
ロマンであり、
冒険であり、
夢であり、
とてもいいイメージがある。


ワンピース、
パレーツオブカリビアン、
と言った海賊モノの物語も人気だ。


歴史を見れば世界を制した国は

海を制した国。無敵艦隊スペインから

大英帝国を作ったイギリス、

黒船で日本にもきたアメリカなど

歴史上の覇権国家の多くは海を制してきた。


でも本当に海の影響力は
未だに大きいんだろうか?


飛行機が発達した空、
インターネットやロケットが発達した宇宙、
その中で海は過去のものになってきてる気も
しないではない。


そんな海についてのデータを見てみよう。


まず大きな所からいくと、
地球の表面の70%は海出てきている。
酸素は森林から供給されてると僕らは思いがちだが、

実は70%近くは海から供給されていると言われている。

ちなみに人間も赤ちゃんの時は90%を塩水が占め、
大人になるに連れて50%ほどになっていく。
いずれにせよ、地球は海によって生かされている。


そしてビジネス面でいくと、
貨物輸送の90%はなんと未だに海だ。
航空機が発達したとはいえ、
鉄道が発達したとはいえ、
まだまだ海での輸送がほとんどを占めている。
そしてグローバル化が進めば進むほど、
輸送量はどんどん増え、この勢いは今後も止まらない。


ちなみに半世紀前のトップの港は
ニューヨーク港だったが、
現在は中国がトップになっている。
中国製品の輸出力がアジアの港を活性化させ、
欧米の港はどんどん衰退している。


だが海は、”モノ”を運んでるだけではない。
実は”データ”も海から運ばれている。
インターネットと聞くと、
僕らは人工衛星や宇宙的なものを
想像しがちだが、それはGPSなどの
一部のデータでしかない。


実は99%のデータは海から
運ばれている。それが世界中の海底に
設置されている海底ケーブルだ。
いまフェイスブックやGoogle、
日本で言えばソフトバンクが
海底ケーブルの設置に躍起になっている。
物の移動で中国に遅れをとったアメリカは、
データの移動での世界制覇を狙っている。


まとめると、
物の移動も、
データの移動も、
海が90%以上を占めていることから、

海を制するものが、
世界を制するといのは、
強ち間違っていないと言える。


そして、より大きな視点に立てば、
酸素や水、食料を
提供してくれている、
海が汚れていけば、
人間も生きられなくなる。


僕らは海に生かされ、
海と共に生きている。


海を制するとは、
海を守るということと
同義に今後はなってくるだろう。


SDGSがいまこれだけ盛り上がってるのは、
環境保護をしないと人間が持続可能できないからだ。


それに気づいた人は、
どんどんSDGSを意識した物しか
買わなくだろう。


だからそこ企業もSDGs を
ビジネスの観点からも推進している。

ニューヨークでもSDGsを売りにした

お寿司屋さんが最近オープンした。

魚がどこから来たか確認できるアプリも話題になって来た。


僕らの事業もフード関係が多いので

この視点を忘れずに取り組んでいこうと思う。


海を愛せるものが世界を制す

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