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カナダでヒッチハイクしてみたら、、Part7

Image by Olia Gozha

さて、次に向かう場所はプリンス・エドワード島!

カナダの東端にあるこの島は、世界で一番美しい島とも呼ばれてるらしい!

赤毛のアンの舞台としても有名で、赤土の崖なども珍しかったり、あとは海岸線がめちゃ長くてすごいきれいとか!

とにかくこれは死ぬまでに行かなくてはいけないといけないなと思い、訪れることに。

だいたい夕方くらいに前のホストに車通りが多い通りで降ろしてもらい、プリンス・エドワード島に向かうことに。

立って数分後、70歳代くらいのおじいちゃんが止まってくれて一瞬大丈夫かなって思ったけど、後ろに犬2匹乗ってたから、動物好きに悪い人はいないだろうという単純な考えで乗せてもらうことに!(この甘い考えがあとで、死ぬかもしれない出来事にw)

おじいちゃん「それでプリンス・エドワード島に行くのかい?」

私「そうそう!行ったことなくて知らなかったんだけど、友達にめちゃオススメされて写真見たらすごいきれいだなあって思って行くことにしたの!」

おじいちゃん「確かにきれいだし、島も色々見るとこあるからオススメだよ〜!でも橋渡って行くのにお金かかるの知ってる?」

私「え、橋渡るのにお金かかるの?!」

おじいちゃん「そうそう、行きはかからないんだけど帰りかかるんだよね、、確か20ドルとかそんくらいかな?」

私「あ、それなら全然私払うよ!!乗せてもらってるし」

おじいちゃん「いやいや、拾ったの僕だから僕が払うんだけど今手持ちの現金なくて、家にあるから取りに行っていい?あとその道が景色きれいだから見せてあげたいんだ!」

私「(・・・え、まじかいな、、これ家ついて殺されるパターンじゃない?)あーいやでも本当にお金払うし、大丈夫だよ!急いでるし、あれだったら他の人探すし!」

おじいちゃん「いやいや、人を助けるのが僕の趣味だから僕に是非させて欲しい」

私「(・・・おお、、、もうここまできたらなるようになるか)う、うん。わかったわw じゃあありがとうね!」

というわけで、私はおじいちゃんの家に行く道中、親への感謝の言葉を考えながら向かうわけでした。。笑

無事におじいちゃんの家に着き、サーっと家に入って犬を車から降ろして、あー私はこれで銃でも持って打たれるのかななんて考えたら本当に現金だけ握りしめて帰ってきた!!

あ、疑って本当にごめんなさいと心の中で謝罪しました。。

しかもそもそもおじいちゃん島に用事あるのかなって思ってたら、用事はなく島まで往復約2時間くらいの道を私が心配で送るためだけに行ってくれるとのこと!

なんていい人なんだろうと、、!あーカナダにきて、いろんな人の優しさにしか救われてない。。

その道中でおじいちゃんはお父さんから困ってる人がいたら見返りを求めず、理由をつけず、すぐに助けることの大切さを教わってきた。だから僕は君みたいな困ってる人を見たら助けるのが使命なんだと熱く語ってくれた。

すでに奥さんとは離婚してて子供とも全然会えてないから、きっとすごい孤独なおじいちゃんなんだろうなと思ったらなんか聞いててうるっときてしまった。

しかもカフェでコーヒーやらマフィンやらご馳走してくれて、本当にいい人!!

私の次のcouchsurfingのホストが来るまで一緒に待ってくれて、きたらちゃんとよろしくねと挨拶までしてくれて、どこまでいい人なんだろうと、、!

おじいちゃんこのご恩は忘れません。

本当にありがとう!

でも皆さんもしヒッチハイク一人でするなら本当に気をつけてくださいね!


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