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ニューヨークVSコロナ

Image by Olia Gozha

壮絶な戦いが始まった。

ニューヨークVSコロナウイルス


だ。今頃デラウェア州で山籠り修行中だったが

修行初日3月12日に下山することになった。


この修行は半年前から計画を立てており

3月11日~3月22日は電波が届かなくなる予定だった。

これほど電波が繋がらなかったことをかつてなく、

また経営者として会社のことが心配なこともあり、

「電波届かなくなります!」とかつてないほど

あらゆるところにバンバンお知らせしていた。

が次の日にはすぐに電波が届く男となった。

電波繋がらない詐欺をしてしまった。


なぜ下山に至ったかというと

僕がちょうど修行に出た3月11日の翌朝に

ニューヨーク市で改めて非常事態宣言が出され、

ブロードウェイやメトロポリタン美術館、

学校が封鎖されるとなったからだ。

その余波はデラウェア州の山にまで及んだ。


下山してから4日後の3月16日からは

レストラン、バー、カジノなどが封鎖された。

僕もレストランを経営しているのでまあびっくり。

最初17日からと言われてたのに、

「やっぱり16日、今日の8からにします」

とか言われみんなてんやわんやだ。


ジャパンフェス も開催が心配されている。

そりゃそうだ。

天下のブロードウェイも閉まってる。

ただいつまでも混乱は続くはずはなく、

いつからかまた普通の日常が始まる。

やがて人は忘れていく。


今僕らができることは、

その忘れていった未来の僕らのための

「あの時」作りだ。


「あの時の○○があったからこそ今の自分がある」


その「あの時」を作れるかどうかは

今にかかっている。


人生を変えた「あの時」はいつだって

幸せな時ではなく大変な時だったはずだ。


半年前から予定してた修行がいきなりキャンセルになった。

お店がいきなりクローズになった。ジャパンフェス だっていろんなこと言われている。

オリンピック開催日に合わせて買った飛行機もどうなるかわからん。

予定していたものが全崩壊だ。


「あの時」を作る準備は整った。


今こそ新しいことを考えよう。

今こそ新しいことを始めよう。

今「あの時」を作ろう。

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