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敵は横にいる同僚じゃない、スマホの中だ

Image by Olia Gozha

「freelancer」という世界がある。

これは世界中のスキルを持った人たちが集まる場所だ。例えばロゴマークをデザインして欲しいとこの世界に要望を投げたら、数時間とかからないうちに30件ほどの応募がくる。世界中から。その世界の中には時給1ドル、2ドルの人がいる。安いから仕事ができないってわけじゃない、時給1ドルでも彼らの国では高給だったりするからだ。

これから日本人はどんどん貧乏になる。

この「freelancer」という世界は遠い世界の話しじゃない。それどころか目の前にある。すでに僕らの片手の中にある。そうスマホ、のアプリの中だ(アプリ詳細は最後に)。日本人に仕事を頼むより、早くて安くてスキルがある人たちが僕らの右手の中にたくさん溢れかえってる。敵は横にいる同僚じゃなく、片手の中にいる数十万人だ。

ではなぜそんな身近にライバルがいるにも関わらず僕ら日本人には実感がわかないのか。なぜ日本人は未だに給料が急激に下がらずにいられるのか。なぜ世界のほとんどの国より未だに日本人は時給が高いのか。

それは僕らが優秀だから

じゃない。

日本語という言語の壁に守られてるからである。

日本語という守護神が僕らを守ってくれている。だから僕らはのんびり生きていられた。だが、いまGoogleやいろんな会社がその守護神に攻撃を仕掛けてきている。

言語の壁が崩壊するのも時間の問題だ。そんな他力本願に自分の運命を委ねるのではなく、自分から世界に攻めに行こう。

英語ができないから無理?

それは言い訳だ。なぜなら英語は学ぶものではない、飛び込んで慣れていくものだからだ。

うまい、より、慣れだ。

勉強する暇があったらさっさと守護神を超えていけ。守ってもらうのではなく、自分から攻めにいこう。

ここで「freelancer」というアプリを英語を使って調べることができるどうかその勢いで「freelancer」を使ってみることができるかどうか、その行動力の差が取り返しのつかない差になる。

敵はスマホの中にあり。

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