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失敗する力

Image by Olia Gozha

「やりたいことがわかりません」


これは毎日多くの大学インターン生と接する中で

けっこう耳にすること言葉だ。


最近の若者は、、

とじじ臭いことを言いたくないが、

こればかりは最近の若者の特有の病である。


それはインターネットのおかげで

選択肢がめちゃくちゃ増えたからだ。


僕らの大学時代はスマホもなく、

企業情報も海外情報もそれほど簡単に

手に入ることはできなかった。

選択肢が少なかった。


でも今は違う。

片手でスマホで検索すれば

どんな選択肢にでもたどり着く、


3人の中から好きな異性を選ぶのは難しくないが、

100人の中から一人好きなタイプを選べと言われたら相当つらい。

100人もいたら少なくとも5人はタイプいるし、

絶対的にこの人だという数字化できる指標もない。


顔はタイプだけど、スタイルが。。

スタイルいいけど、ファッションセンスが。。

見た目は完璧だけど、トークが。。

こんな状態でどうやって一人を選べばいいのか。


今若い子にとってこの問題が、

進路の選択として襲いかかってきている。

ほんと大変な世代だ。悩むのも無理はない。


ただ残念ながら

どれだけ時間をかけて考えても

正しい選択肢なんて見つからない。

そんなものは存在しないからだ。

正解は選ぶ時に決まるのではなく、

選んだ後に自分で正解にしていくもの。


もちろん経験を積んでいけば、

100人の中から3人まですぐに絞れる力はつくだろう。

でもその判断力は頭を使って磨かれるものではない。


いい判断は経験からくる。


が経験は悪い判断からしか得られないからだ。

要はさっさと失敗できる人の方が成長は早いってことだ。

みんながじっくり頭使って選んでる間に、

僕らはさっさと選んでひとつ失敗しよう。


失敗して判断力をあげてこう。

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