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ニューヨークは偽物が多い

Image by Olia Gozha

ここにはあらゆる業界の超一流が集まってる。

たがそれはイコール平均レベルが高いことを意味してない。

むしろアメリカらしく上と下では物凄い格差がある。

本物も多いが偽物も多い

それがニューヨークの本当の姿だ。



日本はめちゃくちゃ平均値が高い。

それはよく言われるサービスだけに限ったことではなく

あらゆる分野でスキルの平均レベルが高い。

音楽もダンスもホスピタリティもなんでも。


つまり能力に格差が少ない。

イコール本物も偽物もどちらも少ない。


じゃぁニューヨークと日本で

この違いを生んでる原因は何か。


それは

違うことが当たり前なニューヨークと

同じことが当たり前の日本との差だ。


ニューヨークは白黒黄色と見た目も違えば、

それぞれが話す言語も違う、出身地も違えば宗教も違う。

会話をするときの前提条件が全く成立しない。

30歳になったらこうあるべき、とか全く成立しない。

そもそも履歴書に年齢を書く欄はない。写真も禁止だ。


それに対して日本は

住む人のほとんどが日本人で

見た目(黄色)も宗教(ほぼ無宗教)言語(日本語)も一緒。

どちらかと言うと同じことが前提の国家である。

そうなるとどうしても小さな違いに目がいくようになる。


ニューヨークは違うことがあたり前。

結果それぞれが干渉されず、

細かいことを気にせず自由に生きられる。そんな街だ。

一見聞こえはいいが危険な面もある。

誰も干渉してくれないとはつまり

全てが自分次第になってしまうから。


例えば日本だったら、

「俺ミュージシャンなんだ」

って言えば

「お金稼げてるの?え?バイトしてんの、だったらフリーターじゃん」

って厳しい声が飛んできて、喝を入れてもらえるが、

ニューヨークだったら

「へーかっこいいね!」

で終わってしまう。


厳しい監視の目がないため、

自分に甘い人間はとことん甘くなる。

偽物が増える。


日本は監視が厳しくて窮屈だと言う人も多い。

だがそのおかげでみんなの平均スキルは異常に高い。偽物がいない。

相対的に見れば日本人は世界のどこでだってやっていけるだろう。


もっと自信さえ持てば。



ニューヨークという街は


本物も多いが偽物も多い、


それは自由が引き起こす功罪である。

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