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沖縄県の学力って誤解されているような気がする(8)

Image by Olia Gozha

8、大学進学を希望する高校生の気持ち

  以下は、あくまで、ここ数年の私の体験的なものであることをご理解ください。

  大学進学を希望する高校生の多くは、将来の職業、もしくは大学で学びたいことが明確であることが多いです。

 つまり、周囲が行くから何となく大学進学…という高校生の割合は、私の経験値の中では最も少ないのが沖縄県です。なぜでしょうか?

  1、費用のかかる大学進学をするには、明確な志望理由で親を納得させる必要がある

 2、安定した職業(医療・看護、公務員・教員、幼児教育など)に就くためには、大学進学が必要

 3、沖縄、地元に対する貢献意欲が高い(地元を何とかしたい!)

 「7」で述べましたが、本土の大学が「沖縄からの生徒募集・指定校推薦」を進めるのは、営業戦略だけでなく、沖縄の現状を助けたいという使命感もあると思います。そして、実は沖縄の高校生は、大学進学の目的、自分の将来像、大学で学びたいことなどが明確であるということに気付いたのかもしれません。つまり、沖縄の高校生の進路意識は高く、自身のキャリアをよく考え、人や地域に貢献する意欲が強いのです。

 大学進学をモラトリアム的にとらえたり、大学に行ってから考える・・・という高校生は、かなり少数派です。

 もちろん、それがいけないというわけではありません。

 ただ、将来像を明確にしている高校生が欲しいという大学は多いと思います。そういう高校生は、推薦入試で評価されやすいと思います。そんなわけで、AO/推薦に逃げる、指定校推薦で楽に進学する…という決めつけは、いささか拙速な評価とも感じるのです。

  ただし、これから時代が変わり、教育が変わり、求められるものが変わっていきます。そこで、難しい部分も出てくると感じています。

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