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金で男を選んだ末路

Image by Olia Gozha

数日前とある友達の女性Aから深夜1時に相談がありました。

いま電話できる?っと

これがきた瞬間

あぁ。あれのことか。っと悟りました。

話は約半年前

Aは当時彼氏Bがいた。

Bはまだ仕事を始めたばかりで給料は月20万程度だったとのこと。Aも働いてはいたがアルバイト形式でそこまで収入があったわけではなかった。

Aは音楽家を目指していて、音楽活動を行いながらBと同棲しながら生活は彼に頼っている部分が大きかった。音楽だけは譲れないところがあり、家も演奏可の家を選んでいて、彼もそれに合わせて家を選んでくれて、Aのためにと環境を整えてくれていた。

BはAのことが大好きで、AもBのことに対して不満もなかった。しかし物足りないと感じていたのか、ある日Cさんと出会った。CはBより全然お金持ちでA一人くらいを養うのになんてこともないぐらいの稼ぎがあり、Aはそこにとても惹かれていた。

Cといたら音楽だけに集中できる。

Aの中では答えが出ていた。

けれども出来るだけBを傷つけないように傷つけないようにと思いながら別れを告げ、翌日にはCの家に引っ越していった。引越し代、生活費、金銭面の部分のほとんどがC持ちで、Cに頼りきりであった。

これが半年前の話

そして、とうとう予知していたことが起こった。

それは

CがAに別れを告げたのだ。

理由は価値観の違い。

価値観とは大事なことではあるが、1番抽象的で別れるときの常トークだと私は思っている。

それぞれの価値観は自由であり、とてつもなく常識とはかけ離れたレベルの変な価値観を持ってるわけでなければ、お互いが価値観を押し付けあったりすることがなければ別に問題無いと思うのだが。そんなに受け入れがたい特殊な価値観が存在するのか甚だ疑問である。0ではないが、そんな特殊な人に毎回出会うほどの確率でもないであろうに。

他に女でもできたんだろうなぁ、っと私は思いましたが、Aには言いませんでした。

2週間後にでていってくれ。それがCの答えだった。

ずっと正職にも付かずにきていて、彼に金銭面は頼り切っていたため

貯金なし

仕事なし

住む家なし

無い無い無いの状態


目的のためとはいえ、他人に頼り切ってしまっていた生活をしていると、こういうことに陥ることもある。

あなたは、お金で人を選んでいませんか?

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