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凡人の生き方 借金1000万への道 10

Image by Olia Gozha

入学初日課題テストがある日でした。

青春というような華々しい思いが一切無い入学式は最初で最後だったと思います。

全く嬉しくない入学式。むしろこれから3年間私立という呪われた制服を3年間き続けて生活するのかと思うと、地獄の始まりでした。


自分お教室に入った瞬間感じたこと。

「全員、死んだ魚のような目をしてやがる。」


感じた瞬間決めました。

「卒業したら高校の連中とは関係を断ち切ろう。」


ここの連中とつるんでいたら人生が終わる。そんなことを感じたからです。


そんな気持ちとは裏腹にテストがありました。


結果は220人中210番


絶望的でした。

「こんな死んだ魚同然の連中と勝負しても、俺はこんなにレベルが低いのか?」

よくよく考えてみればですが、ここの特進コースは県内トップの高校を落ちた連中がほとんどで、自分のようなトップと比べるとレベルの低い県立高校に落ちたやつとでは実力に差があるのは当たり前でした。


この時危機感をを感じました。

「ヤバい。このままじゃ復讐するどころか、こんな奴らにでさえ全く勝てない。」


このことを塾の先生に相談したところ、予備校の授業に出てみるか?と提案されました。

ここの塾では現役生対象の予備校があり、トップ校の連中が多く、プロ講師が教えてくれるハイレベルなクラスが用意されていました。

英数は個別で撮っていたので、化学だけ予備校の授業を受けることにしました。


「周りは県内トップの男子校の生徒と女子校の生徒ばかり。」

「そうだ、俺はこいつらと勝負できるようにならなきゃいけないんだ。」


男子校は当時、東大合格者を毎年20人ぐらい出している高校で、こいつらを倒すつもりぐらいでやらないと現状はとても変えられないと感じました。


予備校は良い刺激になりました。

上には上がいる。

高校受験に失敗した僕が、勝負に勝つには遥か上のレベルのこいつらを食うことだと思い、入学して早々に勉強に力を入れることを決意しました。

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