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偏差値27.5からの大学合格 その18

Image by Olia Gozha

 発想の切り替え、その5

 私にとっての苦手科目・・・実は古文、漢文!

 国語力にものをいわせて勘とセンスだけで解いていた分、得点の浮き沈みが激しく、相性の善し悪しに結果が左右されることが多かった。

 だが国語で80%取り損ねると後がない、挽回出来る教科がない。すでに英語は「半分」と割り切ってしまっている。

 となると、ここで文法が浮かび上がってくる。勘とセンスではなく知識に基づいた合理的思考によって安定した得点力を身に付けようということである。

 

 で、入試に出る古文文法をノートにまとめてみた。私のバイブル「野村の古典」と、土屋の古文講義で学んだ内容をノートに整理してみた。

 すると、例えば入試で必要な古文の助動詞は、実は12個しかない。

 その多くは「識別」である。

 つまり「意味の識別」~「口語訳」が古文の全てということがわかってきた。

 また「古文の口語訳」というのは、単語の意味だけではなく、こうした文法の理解から導くことができることもわかってきた。例で言えば

 「ぬ」が「完了」か「打消」かを識別すること

 助動詞の識別には「接続」のルールを利用することが確実・簡単・正確なこと

 文法的意味の口語訳「完了=~しまった」「打消=~ない」を憶えること

である。

 すでに私大入試も選択肢になっていた。

 口語訳だって選択肢から選ぶのである。となれば、単語の意味なんかわからなくても、文中の文法的要素、つまり助動詞、助詞、構文の意味を正確に識別して正しく口語訳しているかどうかから正解を選ぶことは可能じゃないかってことである。

 で、こうした観点で古典文法をまとめると、大学ノートで7ページにまとまってしまった。

 折角一冊新しいノートを買ったのに・・・使ったのは7ページ、紙数で3枚半である。以降は、この自己流古文文法(漢文文法も作った)を見ながら問題演習を重ねた。

 もちろん演習はすべて自習室の過去問、赤本を使った。タダである。気付いたことは、そのノートに書き足し、増えてくると新たにまとめ直した。

 国語的には正しいやり方とは言えないが、入試対応としては十分であった。

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