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まぁ一服!【バランサー】

Image by Olia Gozha

バランサーというのは一般的に組織内の調整役、安定役、均衡を保つ存在。そんな風に定義づけられています。

地味ながらとても大切な役割。縁の下の力持ちというのはこういうことを言うのでしょうか。


それを踏まえて。


十人いれば十通りの

百人いれば百通りの

傷心、不安、恐怖、後悔、悔恨という類のネガティブ要素はほぼ確実にあります。

ただ、自分が弱っている時にはそのことに気づけないものです。


「何で俺だけ」「何であたしだけ」


視野はどうしても内側にしか向かなくなります。

もっとも他人の傷を知ったところで自身を慰められるというわけでもありません。

それどころか、時には他人との比較という「定規」を持ち出してしまい余計に沈むこともあります。

でも、そんな内面的視野狭窄状態の自分を僅かでも外へと向けてくれる、視界を開いてくれる存在がたった一人でもいると案外ホッとしたりするものです。


ただ、その安心感に全てを委ねてしまうと、今度は視野狭窄どころか盲目になることもあり得ます。

自我を見失い、ひとたび何かが起きるとそれを全て安心を与えてくれた人のせいにしてしまう。何とも理不尽ななすりつけです。依存体質と呼ぶこともできるでしょう。

それは本来必要のないはずの、新たな不幸を引き起こすことにつながることもあるのです。


自身がバランサーである必要はなくとも、自分の中で何を「バランサー」にしていくか。それを意識していくことはとても大切なことなのです。


せっかくバランサーという言葉が出てきましたので、気が向くことがあればこのバランサーについていつか語ってみたいと思います。


【あとがき】

※まぁ一服!という見出し。最近は更新するとこも開くこともほとんどなくなってしまった自己ブログのタイトルです。

SNSが浸透するまでは毎日のように更新していたものですが、人というのは楽な方へ楽なツールへといとも簡単に流されていくものなのだなと痛感しております。

懐古主義ではないですが、そんな思い出のタイトルを今回から取り入れてみた次第です。

今回からといっても次があるのかは全くわかりません。気が向いたら筆をとる。そんなスタンスですので。

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Image by Jukka Aalho

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