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日本の野球は監督の権限が強すぎる 4

Image by Olia Gozha

高野連。言わずと知れた高校野球連盟。

高校野球で不祥事が起こると、それに処分を下す団体…これが一般的な世間のイメージか。だとすると、随分気の毒なイメージだと思う。

戦後、野球統制令が解けて、もう二度と、国家による圧力を受けぬよう、二度と若者から野球を奪わせないよう、自浄努力と自制組織として日本野球協会がそのための組織として起動し、その傘下に日本高野連が入ったのだから。

だが、このことは、同時に、野球の教育化をさらに一層推しすすめてしまう。野球は教育なんです!と。だから不祥事は連帯責任なんです!と。

その教育の中で、監督は、教育者として絶対の権限を、握り、チームに君臨する。

そもそも監督って、アメリカの野球には存在しない。アメリカではチームのフィールド面での責任者はマネージャーと呼ばれる。

日本では、マネージャーといえば多くの場合、ふんぞりかえった監督の横で、スコアブックを書く女子だ。

監督って、監も督も、見張りという意味だ。

どうしてこんな訳語を、思いついたのだろうか。

もちろん、それは、野球が教育として利用されてきたからなのだが、そもそもなんで日本の教育は、上から下への一気の、そして一方通行の抑えつけの歴史をたどってしまったのだろう?

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