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笑顔で待っている君がいる。仕事で悩んだとき、決めて進めば、また選択肢が現れるからとりあえず決断していく話

Image by Olia Gozha

ぼよよーん行進曲



 仕事でつまづく。アラフォーになっても。新人のころとは、また悩みが変わる。歯医者のパートタイマーなので、仕事増えたり減らされたり、経営者の都合で収入は、安定しない。


 正社員のとき、新人のときは、サボる大学生の歯科助手さんに手をやいたけど、根気よく教えて、最後はしっかり勤務してくれて、大学卒業、就職と同時に辞めていく。


 ベテラン歯科助手さんからは、学ぶことも多く、私が新人のころは、私より仕事できる歯科助手さんがいて、頭が上がらなかった。


 それでも年下でも私が歯科衛生士なので、薬剤の管理や、私がしなきゃいけないこともあり、年上の歯科助手さんに私が指示するときも気まずかったけど、年齢に関係なく、お互いを尊重して、仕事をしていた。



 いまは、正社員さんが、私より若いし、年下。私の方が年上で歯科衛生士なのにも関わらず、育児中で子どもの体調などで迷惑をかけてしまうことも多く、そのぶんの名誉挽回として、正社員さんが体調悪いときに出勤したり、少しでも自分が出勤したときに、正社員さんの負担を減らせるようにしないといけない。



 仕事、そして育児。子どもの学校行事もおろそかに出来ない。母親だから。本当に母親は、子どもを産んだらスーパーマンのようにあれこれやって、学校行事こなしていく。


 学生時代から人付き合いが苦手だった私は、仕事での患者さんとのコミュニケーションもそうだし、ママ友付き合いも決して上手くなく、いつも取り纏めてくれるママ友達をみると

  仕事していても、こういうことは、敵わないとおもうママ友達も沢山いる。


 ときどき、足元から崩れていく崖っぷちに立っているような感覚になる。


 あれもこれも、そもそも完璧に出来るような器用な人間では、もとからない。


 自分で自分を誉めつつ、自分を奮い立たせて、迷うことも多い。こっちにしようか、あっちにしようか、悩むこともある。


 だけど、そのたびに決断するしかない。選択肢が出たら、とにかくどちらか選ぶ。その先、どちらか不正解なこともある。


 それでも、選ばず、そこにとどまり続けるわけには、いかない。自分も子どもも時間経過とともに、大きくなっていく。

 きっと、ゴールには、

 笑顔で待っている君が、いる、のかもしれない。ぼよよーん行進曲みたいに。



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