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13/6/26

それは神がかり的な出会いから始まった~その6

Image by Olia Gozha

日本式家屋があるところまで歩いて10分ほど。

そんな距離でもないのに遠く感じます。


舗装されていない小路を歩きながら

義母と叔母の顔は紅潮していました。




あっ!!


家を見た2人の動きが一瞬止まりました。


思考が過去に飛んでいってしまったのか、

あまりの懐かしさに身動きができないようです。


「お義母さん、これが60年前と同じ家?」


義母と叔母に見えているのは

少女時代の官舎なんでしょう。


2人とも遠い目をしています。


「あぁ…信じられない。

 ペチカも屋根の形もそのままだ」


「まさかあの頃の家を見られるなんて!

 もう何もかも夢みたいで、言葉にならない……」


「あっ!このアザミの花!」


「そうそう、家の周りにもアザミがたくさんあったよね」





そこは2人が毎日通った楽しい通学路。


線路を歩く笑顔の2人を

古い家が見送ってくれているかのようでした。


「そうか、この家が私たちを呼んでくれていたんだ。

取り壊される前に見に来て!と、呼んでいたんだね」


そんな話をしながら駅への道を戻っていると

案内の方がこう言いました。


「そういえば、この駅舎も1年後に取り壊されるんですよ」


ええーっ!!


また鳥肌が立ちました。


「私なんだか恐くなってきました」


ガイドのEさんが、こんなことは初めてだと両腕をさすっています。


どうして今年の6月に来る気になったのか、

なんで急かされるような気がしていたのか、

やっと分かりました。


平泉の街は、駅を境に

新市街と旧市街にくっきりと分かれているのです。


タイムスリップしたのかというほど

時代に取り残された感じの旧市街。


この古い街並みが、取り壊される前に

昔を知る人を呼んでいるのではないでしょうか。


平泉に着いて、

鳥肌が立つようなミラクル体験をした私たちですが、


この後、さらに驚きの体験が!!



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Image by Jukka Aalho

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