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恐怖心

Image by Olia Gozha

学校の行事にせよ、仕事にせよ、

自分の苦手な事から

逃れられない状況になると、

食事も喉を通らず、

何も手につかないくらい

恐怖にかられたことは無いだろうか?


普段なら、興味あることも

それどころではなく、

いつもなら楽しくできることが

全く手につかない。


幼い頃に培った恐怖心が、

ヒョコヒョコ顔を出す瞬間は、

些細なことでも出てくるのだ。


例えば、学校なら

・人前で発表しなくてはならない。

・泳げないのにプールの授業。

・運動音痴なのにソフトボールの試合。

・運動音痴なのにリレー。

・運動音痴なのにマラソン。

・偏差値がほぼほぼ無いのにテスト。


仕事なら

・喋るのが苦手なのに営業電話。

・営業成績を社内掲示板で発表。

・人間恐怖症なのに突発的なプレゼン。

・人間恐怖症なのにアポ取り。

・運転が苦手なのに知らない土地へ行かされる。


何が恐怖心の正体かと言えば、

過去の記憶にこんなものがある。


体力がないので、学校の集会時に

貧血で倒れ、オマケに倒れついでに

臭いオナラまで出てしまったのだ。

恥ずかしいとかの範囲を超えた体験だ。


親にトイレットペーパーを

買ってこいと言われ、

まだ中学生になりたての頃

スーパーでトイレットペーパーを購入し、

自転車の後部に縛り走っていたら

中学の先輩に見られ

指をさされて「トイレットペーパー!!」と

大笑いされた体験とか。


親にマヨネーズを買ってこいと言われ、

どんくさいので小銭を一枚スーパーで落とした。

当然言われたマヨネーズを

買えずに残った小銭を握りしめ

困り果てて帰宅すると、

小さいサイズのマヨネーズを

何故買ってこなかったんだと

3日ほど怒られ続けた体験とか。


色んな恥ずかしい記憶が

人前で何をするにも

恐怖心となってよみがえるのだ。



いくつになったら克服できるのだろうかと

未だに悩む日々である。



( ・∇・)

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