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死んでもいい、という犯罪者を防いで子供の命を守る方法とは。自己防衛する時代の話。

Image by Olia Gozha

死んでもいい、なんていう捨て身戦法の犯罪者をどうしたらいいのか、貴方ならどうしますか?




 まず、保育園通わせるのに、激戦区で入れない。入ったら入ったで騒音とか、こどもの遊ぶ声や運動会で注意されたり、激務の保育士にこどもを虐待される悲劇もある。そして園庭ない保育園で、散歩の公園につれていくと、高齢者ドライバーがアクセル踏み間違えて事故、死亡、怪我、重症。

 命がけで守る保育士、保育園の園長、なのにマスコミ会見して、心ない非難あびて、泣く園長をみせられるニュース。


 小学校の児童に、俺はもう死んでもいい、こどもも道連れ的な感じで突っ込んでくる犯罪者を生まない方法なんて、あるのか、と聞かれて、対策を聞かれて、あなたならどうしますか?



 インターネットがある。便利で、個人で意見を発信できる。だけど、一歩間違うと、見えない世界中の悪意に簡単に晒される。そして見えない悪意に殺されてしまう、それが、こどもだったりする。




 こどもが、愛情飢餓になっていることに気づかない。


物、物欲、立派な学校、学歴、いい会社にはいっても、死ぬ子は、いなくならない。


 親が与えるものと、こどもが欲しているものが違う。



 短い時間でも、こどもとコミュニケーションをとり、こどもの話に耳を傾け、こどもに多少時間を割いているご両親をもつと、こどもは非行に走らない。


 だが、いまは、共働きしないと生活の成り立たない家庭もあるだろうし、必要に応じて、時代に合う育児も違うと思う。


 昔のよき時代に戻れない。昔の方法は、通用しない。なぜなら、もう、新人類といってもいいほど、今のこどもは感覚が違う。


 当たり前も、常識も、一年経つだけで状況が変わっていく。それを更新、アップデートしていない、時が止まったような感覚で生きていくと、取り残されてしまうだろう。



 私もアラフォーとなり、こどもから学ぶことも多く、日々新しいことを知ると、覚えきれないという現実は、あるけど、覚える努力は、忘れないようにしている。


 今回、19人もこどもを恐怖に晒した犯人は、反省して、二度と同じことをしないように、なるのだろうか。死んでもいいという闇が、終わったのだろうか、と不安にしかならない。


 我が子が、いつそういう犯罪者の標的にならないとも、言えないからこそ、怖くて、とくにニュースになる犠牲になったお子さんの両親の気持ちは、計り知れないし、同世代のこどもを持つ親は、恐怖だろう。


 ただ、もっと、恐ろしいのは、みんな時が経つと視聴者は忘れていくのだ。


 どこか他人事みたいな感覚で生きている人が多すぎる。平和ボケしているとでもいうのか。なぜ、自分は巻き込まれないと言い切れるのか、わからないが、危機感の薄い人が多い。



 歴史、という教科書があるのは、悲劇を繰り返さないための、知識として学ぶ。あの教科がないと、きっと忘れてしまう人間は、同じ過ちを繰り返す生き物なのかもしれない。


 悲劇を繰り返さない、ためには、辛くても二度と起きてはならないことは、忘れてはならない。忘れないと生きていけないくらい辛い記憶になることもある。


 一時、忘れるなら、いいだろう。だけど、いつもは心の奥すみにおいておき、繰り返しそうになったら思い出せたらいいとおもう。


 弱者である、こどもが、なにも悪いことをしていないのに、道なかば、人生なかばにして、命を失う、というのは、出産を経験した私から言わせるとたまったものではない。


 一人の人間を、簡単に妊娠して簡単に産んでしまうひともいるが、つわりもひどく、産むのもめちゃくちゃ大変だった私は、それで我が子を殺されてしまったら、犯人を恨まずにいられるか自信がない。


 だけど、殺されて、殺して、みんな最後に幸せになれないことは、戦争でみんな知っているはず。


 物欲は、満たされる時代。便利な時代になった。だが、心の満たされないまま大人になったものの、加害者率が増加している気がしてならない。


 物欲じゃない、人が本当に満たさないといけないのは、[心を満たす]ことだと、私も我が子に教えようと思います。1人1人の親が、子の心を満たすことで、犯罪者は、減る、と私は信じます。



 



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