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ひとりの登下校とか、ひみつの通学路とか、
そういう時間や場所にこそ探究心や創作意欲は芽生え、その経験が後世に残る発見や胸を打つ物語を産み出すのだと思うけども、
いま日本ではそれが奪われてしまうのだな。
一部の残酷な大人から、命を守らなければならないから。
妄想を膨らませながらひとりぼやぼやと歩くことも、
ひみつ基地を作ることも、
なんとなく帰りたくない日の遠回りも、
小さな嘘をつくことも、
すべて些細なことだけど、この世のすべてはそんな些細から出来ている。
それらを許されない子どもたちが、感性豊かに育つだろうか。
そして子どもが育たなくなった国は、果たしてどこへ向かうのか。
大人になった元子どもの、生意気な不安です。
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