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第二子妊娠中に妊娠糖尿病になった話。~糖尿病の怖さ~

Image by Olia Gozha

私は大きな病気もせず、ほぼ病院と無縁の生活をしてきた。風邪をひくと普段気合いはいって仕事休めないとおもっているせいか、私は高熱を出すと1週間くらいひかないが、普段はほとんど熱をださないし、独身時代はほぼ皆勤賞のスタッフだった。



 上の子のときは、どんなに太っても高血圧にもならず、ただ子宮口があかないという問題こそあったけど、無事に出産。32歳で出産。



 二人目は去年、36歳で産んだのたが、体重管理に気をつけていたので、実質増えた体重は8キロで押さえたものの、スタート時点の体重が第二子出産はあったので、とにかく前半は、食事に気をつけていたのだが、血圧こそ正常なものの、血糖値が異常になった。



 妊娠糖尿病、である。


私は太ったから、妊娠糖尿病になったとおもったのたが、なんと妊娠糖尿病とは、痩せていても、胎盤ができて、血糖値の異常がおきてしまうと誰でもなるそうだ。


 私の場合は、体重のせいなのか、原因はわからないけど

 最初は食事療法で、後半はインスリン注射を少量だが、打つはめになった。




 髪の毛ほどの針に、ペンタイプの注射をお腹に打つのだが、こちらはそんなに痛くない。痛いのは、血糖値を指に針さして血を少しだして測るほうが痛かった。



 食前に、インスリン注射。 

 食後に血糖値測定で針を指にさす。





 妊娠が終われば正常値に戻るらしいけど、まれにそこから糖尿病に移行するひとも多くて、産むまで気が抜けず、とても怖かった。



 また血糖値が異常だと、胎児が巨大児になる可能性もあり、難産になりやすいそうで、とにかく、私の血糖値コントロールには、神経をすり減らした。



 ひたすら、サキベジとよばれる、先にベジタブル。先に野菜→肉、魚→ご飯と炭水化物は最後で、炭水化物の食べ過ぎに注意を払う。


 また血糖値のあがりやすい食べ物やゆるやかな食べ物など意識するようになった。




 糖尿病になると、失明したり、腎不全になって人工透析するリスクが、増える。


 まだこどもが小さいので、私が失明して仕事が出来なくなることや、人工透析になることは、リスクでしかないし、自分が普段から体重や炭水化物の食べ過ぎに無頓着だったことを、猛省した。



幸い、私の学生時代の友人に、妊娠糖尿病経験者がいたり、親戚のおばさんにも看護師がいるので、いろいろアドバイスを受けて、無事に第二子を産み、出産したら血糖値も正常値に戻って、いまは定期検診をうけて、糖尿病にならないよう、気をつけている。



 繰り返し書くが妊娠糖尿病は、痩せていても、なる。妊娠すると、誰でもなりうる。


 そうなったときに、自分の食生活を見直すキッカケだとおもって、恐れずに、病気と向き合って欲しいと思う。

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