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総額約3000万!借金する人の気持ち

Image by Olia Gozha

この「借金」とは車や家、資金などではなく、いわゆる生活費のことです。

私はこれまで複数人に約3000万円のお金を貸しました。

なんとか自力で返済もしました。

そんな経験を書きます。


3000万円も人にお金を貸す人ってそういないと思います。(^^;

私が返済に困っていた時、周囲の人は10万円すら貸してもらえませんでした。お年を召したお金持ちの人、管理職でバリバリお金を稼いでいる人たちに土下座をする思いで頼み込みましたが一銭も貸してもらえませんでした。世の中厳しいです。これが現実です。

私も若い頃から理解していました。

「貸したお金は返ってこない。」

「その人にあげるつもりでお金を渡せ。」

きわめて普通の認識です。


しかし、なぜ私がこれだけのお金を貸したか?

それはその人たちが生活に困るくらいお金に困っていたからです。

おめでたい人ですよね~。 (^^;


でも何か今でも私には確信があるんです。

大金は稼げないけれど、生活には困らない程度に稼いでいける自信が。

自信がというより「なんとかなるさ」ぐらいの気持ちです。

ま、そんな感じで生きてきました。

自分の貯金も吐き出して、キャッシングも2000万以上しました。

毎月の返済がとんでもなかったです。

そんなことを数年前に数年経験しました。


さて本題の借金をする人の気持ちです。

一言でいうと「ろくでもない輩」です。

人にお金を借りることをすごーく気楽に考えています。

罪悪感のかけらもない。

そして一度借りられたらしめたもので、たかられ続けます。

先日のTVでも借金している芸人さんを見ましたが、借金してギャンブルをしています。はぁ~って感じ。

私の貸した人の中にも実はギャンブルをしている人がいました。

あとから知ったので、なんの手当ても抗じられず・・・。

また借金した人は、自分が借りた総額を覚えていません。

返済も渋るかトンヅラします。

「あたりまえ」のことができないから、借金のループに陥るんですよね。

昔、車の保険に入っていなくて事故った人もいました。

もう信じられない!

(と言いながら、お金を貸していた私も本当にバカです。とほほ。)

当然のことながら、ほぼ総額分、お金は戻ってきていません。

わかっていたことですが。

今、その金額が手元にあったら、優雅な生活ができていたでしょうね~。


そんな無益なボランティアを続けていました。

今後はそうそうこんなことをするつもりはありません。

よーくわかったので。


あと私が思っていることは、人に不義理なことをする人には天罰が下ると思っています。何らかの形で。自ら鉄槌を下す必要はないと思っています。

どうせ言ったところで返せるワケは無いし、何か危害を加えようものならば当然犯罪者になってしまいます。わざわざ自分の手を汚すことは無い。

そんな人には運も回ってこない。一生、ド底辺の人生です。

そこまでめんどうはみない。さすがに。

残念な人生を過ごしたらいいと思います。


私の親戚にもそのような末路を辿った人がいました。叔父です。

根っからのギャンブル好きで、看護師の奥さんと結婚し、お金を無心。

外に女をつくって、母親にも無心。

その叔父さんはある日、ちょうど今頃の時期でした。

新聞の三面記事に載りました。

その内容とは「肝だめしが本当の肝だめし」になってしまった話。

学生複数人がある廃墟に肝だめしで入ったら、本当に死体を見つけてしまった話です。

その死体が叔父です。免許証で身元が判明しました。

しばらく音沙汰を知らなかったのですが、こんな顛末になっていました。

まだ50才代でした。


自分はこんな叔父のことも知っているから、天罰が下ることを信じているのかもしれません。天罰が下らなかろうとどうでもいいのですが。


私の経験として、信じられない「ド底辺」の人生を送っている人はたくさんいます。

家賃も払えず、いつも大荷物でネット喫茶で暮らしていると推測される人。

その日暮らしが精一杯で老後の蓄えが全くない人。かつ働けるスキルが無い人。掃除の仕事くらいしかできないでしょう。

人は生きている限り生きていくしかありません。

どういう人生を送るかは、その人次第だと思います。

自身の境遇を恨んだところで、そこからは何も見出せません。

恨むヒマがあるなら、いかに収入を得るかを考えたほうがよっぽど有意義だと思います。

でも、それができないのがそういう人たちなのです。


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