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【記録】昼女×夜男の非現実な恋愛 3

Image by Olia Gozha

取り囲まれて、一瞬冷や汗がでた。

なぜなら、頼んでもいないものが届いてお金払わないといけなくなったら、
怖いから。いくらかさえ知らないのだから怖いのである。

が、冷静な心と裏腹に、驚きを隠すように私の顔は笑っていました。

「どうしたの? これ?笑」出来るだけ感情的にならずに対応。

すると、彼は、
「気を付けて帰るんだよ。俺からのプレゼント」
そういって、シャンパンを開けてくれました。

(うわぁ・・・・やられた。)

演出であろうが、何であろうが、純粋に嬉しかった。
だって、自分好みの男前が、自分のために身銭をきって一見の客になにかすると思っていなかったから。
打算なのかと思ったけれど、彼は何か見返りを見せるそぶりは一切なかった。

店が終わるとまたもや合流して、帰る飛行機に乗るまでずっと一緒にいた。もちろん、することはした。

彼のエッチはいいとか悪いとかそんなものでもなくて、
ただ、自分の中では「自分がイイと思う男と寝ている」という時間を
貰っているような感覚だった。

女性は抱かれると感情移入するということが雑誌に書いてあるが、
男性だから女性だからとかはないと思う。
そこに意味を見出しているか見出していないか。

彼に抱かれて彼を好きになるというより、
店の中で動き回って忙しそうな彼を、店の外で独占した・している瞬間がたまらなく自分の中にある欲求を埋めてくれる気がしていた。

それは、みんなが欲しがるものが、手に入ったかのような錯覚です。

彼が好きじゃなんじゃなくて、
彼を思い通りにすることによって、自分の優位性を感じられた気がする

旅行から帰っても彼は毎日連絡をくれた。
次に行く約束なんてもともと取り付けていなかったからこそ、
これは駆け引きなんだろうか? とか
様々な気持ちが入ってきて、その時に自分の中に考えが浮かぶ。

彼を独占したい

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