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心の姿勢がお金にも時間にも余裕の無い現実を作り出している

Image by Olia Gozha

お金に困る生活が延々と続くと、限られた中でしか生活ができない。

ま、当然だが。

お金が無いという状況を刷り込まれて生活していたので、そこから脱却するどころか、同じように狭い範囲でしか生活しようとしなくなる。

だから常に困った状況しか目の前に現れない。

他人の優雅な生活が「いいな」と素直に認める事が出来ずに、代わりに嫌悪するようになる。


この感情がしつこく、今後の自分を更に苦しめる事になるなど知る由もない。


この常に困った状況が、生活の中ではお金がないという状態になり、

仕事では、段々と休みが取れない立場に立たされたり、

仕事場も汚くて掃除から始めないと段取りできないような所にしか縁がない。輪をかけてトイレの汚い所が多い。

やっとのお思いで片付けて仕事を始めても、休みも取れないような立場になってしまうので、これまた常に汚い状況へ持っていかれる。


まるでハリボテのような継ぎはぎだらけの、脆い生活。


貧乏人根性を隠すために、継ぎはぎした生活は、本当に豊かな人から見れば一目瞭然で、格好の悪い薄っぺらな人間に見えただろう。自分の仮面に恥ずかしさを思い知らされる。

結局、お金の無い生活をしていようが、

裕福であろうが、環境が原因ではなく、

如何に相手や周りの事を思いやれるかが現実化していると思う。


お金がなくて貧乏している状況から、「自分さえ良ければいい」という感情が闇へと足を引っ張り、それを許している自分の心の弱さが問題なのだ。


美味しい物を口にした時、もっと食べたいから自分の分だけ沢山蓄えておこうと思うのか、愛する周りの人にも食べてもらいたいと思うのかで、生活の質が変わってくる。

簡単な事なのに、マイナスな方向へ感情が向く人間の脆さ。


しかし、悪いことばかりでは無い。

本物を知るには、こうした底辺を実体験で経験しておくと、より理解が深まる。時間はかかったが、無駄な体験ではなく、より高みを知るための計画でもあるのだろう。

そして何より、心の貧乏人の気持ちが痛いほど良くわかる。

それが分からないと何も語れないからだ。

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