top of page
マチカドからやってきた緑一色のバスに、
遊者は勢いよく乗り込んだ。
乗車の際、簡単な手続きを済ませると、
運転手が片言の日本語で、
「ヨロシクオネガします。」と、話しかけてくれた。
彼の名はマイケル。
ワインレッドの帽子と、
目の覚めるようなグリーンのパーカーのコントラストが、
印象的な、イカした兄ちゃんだ。
「コチラこそヨロシク!」
マイケルと硬い握手を交わし、
遊者は座席へと向かった。
(続く)
bottom of page
マチカドからやってきた緑一色のバスに、
遊者は勢いよく乗り込んだ。
乗車の際、簡単な手続きを済ませると、
運転手が片言の日本語で、
「ヨロシクオネガします。」と、話しかけてくれた。
彼の名はマイケル。
ワインレッドの帽子と、
目の覚めるようなグリーンのパーカーのコントラストが、
印象的な、イカした兄ちゃんだ。
「コチラこそヨロシク!」
マイケルと硬い握手を交わし、
遊者は座席へと向かった。
(続く)