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キャリア、キャリアを磨いていく事とは?

Image by Olia Gozha

久しぶりの投稿です。

法事やらとバタバタしていました。


今日はキャリアのことについて書きたいと思います。

日頃、皆さんはキャリアについてどのように考えられていますか?

将来、どうしていこうと考えられていますか?


自分の場合は、看護師、保健師の資格をもっていること、また高校生ぐらいの時からある程度、キャリアが決まっていたため、他の人たちよりは限定されていたかもしれません。

ただ看護師、保健師といっても現在はフィールドが多岐にわたっており、いろいろな選択肢があります。

例えば、看護師でも「認定看護師」が増えており、ある分野に特化したスペシャリストになる選択もあります。


私が30代頃から友人に言われていたことは、

「手に職があるといいよね。」

でした。

たしかに資格、もっと厳密にいうと今後も生かせる資格をもっているということは、生きていくうえで生きやすくなると思います。

これからは、人生100時代と言われています。

今後、定年の年齢も後ろ倒しになっていくようですが、それでも100年生きていくことは大変です。

「生涯現役」という言葉もよく目にしますね。

私は、これからは「生きぬく力」が必要だと思っています。

生きぬくためには、「お金を稼いでいける力」です。


「結婚が安泰」といわれていた時代はとうに過ぎました。

男性も女性も自身がお金を稼いでいける力が必要です。


「会社のブランドがあれば・・・」という考えをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、その会社で役員などのかなり上の役職に就いていない限り、社会には通用しません。会社の看板がはずれてしまえば、ただの人です。会社のキャリアの中で特殊なスキル・資格を身につけたのであれば、それは今後、役に立つと思います。

上記の理由から、今どきの転職市場も厳しいものとなっています。

転職して給与などアップする人もごく限られているといわれています。


厳しいことばかり書いてしまいましたが、これが現実です。


今後、ますます稼いでいく力やキャリアをいかに磨いていくかが大切になってきます。

5年後、10年後に自分がどんな働き方や生き方をしていきたいか?

忙しい毎日ですが、じっくり自分と向き合う時間がもてるといいと思います。

キャリアカウンセリングの中に「キャリアの棚卸し」という言葉があります。

文字通り、これまでの自分のキャリアを振り返り、どんな仕事をしてきたか?どんなスキルを培ってきたか?を俯瞰的に見ていくことです。

これまでのキャリアでも必ずしも自分が望んでいた仕事ではなかったかもしれません。しかし、そこで何を学んできたかを振り返ることが重要です。経験してきたことにムダはありません。

そして今までのキャリアをふまえて、これから自分はどうしていきたいか?どういうふうになりたいか?をイメージします。

今後のキャリアを考えると今の自分とギャップがあることがほとんどです。

そのギャップをどのようにして埋めていくかが重要になっていきます。

大きな会社であれば、希望の職種や職場を表明できる機会があります。

とはいえ、必ずしも希望の職場に転勤できるとは限りません。


これもキャリア形成の言葉ですが「プランド・ハップンスタンス(計画的偶発性)」という理論があります。

キャリアは偶然によって左右されることが多く、これらの偶然をポジティブな方向に考えることでキャリアアップにつなげることができるというものです。

「偶然」、「ポジティブ」、「キャリアアップ」がキーワードです。

前述したように、自分の思う通りにキャリアを築いていけることは、ごく稀です。

このように自分がおかれた立場を前向きに捉え、やりがいを見いだし、次のキャリアにつなげていくということが重要です。


私自身も経験があります。

プロジェクトだったのですが、女性の活躍推進メンバーに選ばれました。

なぜ選ばれたのか?

(自身ではこれが理由だと思っているのですが)

女性の活躍に関する研修があり、受講後のアンケートに当時の働き方への不満を長文で書きました。

これがきっかけだったと思います。

(こうして考えると研修受講後アンケートも真面目に書かなければいけないと思いました。)


これはまさに「偶然」でした。

当時はまだ女性の活躍について国を挙げて取り組むかぐらいの時だったので、とても理解を深められる機会になりました。

自分のキャリアを考えていくことにもリンクしました。


他にも会社では「偶然」の機会をたくさんもらえました。

そのたびに考えさせられ、今の自分になっていると思います。


私のキャリア磨きも現在進行形です。

これから、また新たに今までになかった世界に飛び込もうとしています。

もちろん「生きぬける」選択肢を増やすためです。


僭越ではありますが、少し立ち止まって、ご自身のキャリアについていつもよりちょっとじっくり向き合ってみませんか?














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