top of page
”寮付きで楽そうだから”
それだけで決めた新聞配達の仕事。
決して楽ではありませんでしたが、
職場に気の合う同年代が多かったのが救いでした。
仕事が少し落ち着いてきた頃、再びバンド活動を始めたのですが
ある日、400人くらい入る少し大きめなホールでライブをやる機会がありました。
市民まつりのイベントで運よく出ることができたのです。
そのライブは、これまでに経験したことがない位の
沢山のお客さんを目の前にしてのライブでした。
演奏が終わった後のお客さんから一斉に送られた拍手。
それが本当に嬉しくて嬉しくて…。
感動した僕は、これをきっかけにバンドやりたい熱が一気に高まりました。
もっと練習したい…もっと上手くなりたい…もっと沢山ライブをしたい。
その事しか頭になかった僕は、周りの人の色々なサポートのお陰で
アパートを借りることができたので新聞配達の仕事を辞めました。
ここから24歳までの数年間は、
アルバイトをしながらバンド活動に専念していた時期でした。
bottom of page