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珍しく「アノ資格」保有者と交わした会話を晒す

Image by Olia Gozha

「アノ資格」を維持する意義を見出せない

今日は、ある会合の合間に

知り合いの「アノ資格」の先生とした話のことを書きます。


その発端は「あなたはなぜ、縁もゆかりもない土地に入り込むことができるのか?」という質問。


思い返して、一つ転機になったことはある。

それは、自分の名刺にこの資格の肩書きをつけなくなったことである。


理屈は、簡単に説明できる。

僕は「アノ資格」保有者です、と名乗れば、「アノ資格」とは何かを説明しなければならなくなる。

しかしそれでも、世の中の大半の人々はそれが自分の役に立つとは考えていない。

つまり、「支援は求められていない」のである。

※これは、自覚症状のない病人のようなものであって、事実として病気かどうかは関係ない。


自分とは関係ない話を目の前で延々とする人が好きになる人は、少ない。

つまり、名刺に「アノ資格」と肩書きをつけることが、相手との距離を拡げるのである。


「アノ資格」に興味を持つような人は、ごく稀に、勘違いした僕のようなドブネズミでもなければ社会的にそれなりに高いステータスがあるだろう。

で、そんな読者なら「七つの習慣」を読破しているであろうと想定し、伝わりやすさ重視であえて言及するとしよう。

ここで思い出すべきは第五習慣、「まず理解する。そして理解される」である。


というわけで、最初からこの資格の存在を認知している人たち(たとえば法律職や会計職などの士業関係者)以外に対して、この資格の存在を示唆することは無駄である、と断言したい。

さらに言うと、何か公的な業務を請け負っているでもなければ、資格を維持する必然性すら怪しいものである。

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