私のうつ病の話を書きます。
まだ「発症」で止まっていますが、これから書き足していきます。
うつ病になると「突発休」が多くなります。
まだうつ病と診断されていない方でも半日休や突発休が多くなってきている人は要注意です。
受診されることをお勧めします。
私も突発休をバンバンしていました。
葛藤や罪悪感は前夜から始まります。
「明日、無事に会社に出勤できるだろうか?」
すごく不安になります。
そのぐらいきちんと朝起きて出勤することが不安、困難になります。
薬をのんでいれば眠りに落ちます。
そして朝、目を覚ました時に過剰なぐらいに自分の体調に敏感になります。
日によって、体調がバラバラです。予測不能です。
目を覚ました時点でNGの時。
メイクまでしたけどNGの時。
着替えようとした時にNG。
「朝」に多くのトラップがあります。
そこでグルグル葛藤します。
「休むべきか出勤すべきか。」
「休むなんてダメ人間だな。」
「こんなに休んだらどんどん信用無くすよな。」
葛藤と罪悪感、悔しさ、落胆など負の感情が次々出てきます。
そして全日休にするか午前半休にするか悩みます。
いずれにしても休むと決めた時に少しホッとしますが、それはつかの間。
9時前に上司に連絡をする時に感情はMAXに達します。
緊張感も混ざり、時計とにらめっこ。
寝てはいけないとドキドキ。
そして上司に連絡して伝えた時にようやくホッとします。
「あ、休んでいいんだ。」と。
午前半休と伝えた時にもかかわらず、全日休にすることもたびたびありました。
出勤できない、家の外に出られないのです。
そして17時までは少しホッとします。
再び17時過ぎになると翌日への不安が出てきます。
「明日は会社に行けるのだろうか?」
不安がもたげてきます。
こうしていくうちに体調のコントロールが不能になります。
朝、目が覚めた時が勝負です。行けるか行けないか。
当然、突発休を続けていると職場の信用が無くなります。
雰囲気でわかるようになります。
アテにされていないことがわかります。
どんどん悪循環になっていきます。
このような状態の時は周囲の目が気になりやすい、過敏になります。
そのようなことを考えているとますます出勤できなくなります。
私は、リワーク(復職支援施設)にも通ったことがあります。
そこで教えてもらったことで印象に残っているのは、
「とにかく朝起きて家を出る!」
ということでした。
幾分かは効果がありましたが、結果的にはダメでした。
今から思うと毎日が地獄、苦行でした。
緊張と葛藤と罪悪感、自己否定など負の連鎖でした。
こうなると休職です。
いったんゆっくり休んで体制を立て直すことになります。
休職するためには診断書が必要になりますが、
「1か月の休養を要する」
と書かれることが多いです。
しかし一般的には最低3か月は必要と言われています。
医師もそれを前提に考えていますが、まずは1か月と出すことが多いです。
休職中にも様々なフェーズがあります。
まず1か月めは、疲労困憊状態で懇々と泥のように眠り横になっています。
そして会社のことが気にかかり、心が休まる状態にありません。
罪悪感や葛藤、自己否定などの日々が続きます。
2か月めもそのような状態が続く人も多いです。
心を休めるモードになれないと回復、出勤にはほど遠いです。
やっと3か月めぐらいで心の中で会社と距離がおけるようになります。
これが最低3か月の根拠です。
ここで無理やり復職してしまう人がいますが、その場合、出社して少しはもちますが、再休職になる確率が高いです。
復職するためには相当のエネルギーが必要です。
自己判断で出社することはとても危険です。
また再休職となった場合、ショックがとても大きいです。
自分のためにも、なかなか難しいですが、じっくり休養することがとても大事です。
今は、企業は復職するまでのハードルを上げています。
不満に思う人もいるかもしれませんが、再休職を防ぐための策です。
また企業によっては、復職から再休職までの期間が短い場合、出勤したにもかかわらず初回休職と通算するケースもあります。
企業はリスク管理の観点からも復職を厳しくしています。
現在、休職中の方は遠回りに思えますが、「焦らず、じっくり」です。
もどかしいと思いますが、急がば回れが最善策です。
いつかエネルギーが湧いてくる時期が来ます。
そこまでじっくりです。
つい先日のネットニュースで、「新聞を読むトレーニング」が一定の効果を上げているとありました。体調が悪い時は新聞の字を追えません。読めるようになってきた時が少しずつ回復してきている1つの目安になります。
将来の不安も襲ってきますが、じっくり休養が近道です。
このように書いている私も時に落胆したりなど、いろんな感情がありました。
いつか希望は見えてきます。
読んでくださった方、ありがとうございました。
私は「ハタ楽カウンセリング」を東京にて起業しました!
カウンセリングというよりコーチングの要素が強いです。
将来の履歴書、「未歴書」を作成してみませんか?!


