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懐事情の話を少し、しよう

Image by Olia Gozha

「アノ資格」で独立しています、と対外的には名乗っているが、「アノ資格」が絡む仕事なんてほとんどしたことありません。

「アノ資格」がらみの仕事は、その大半が行政や公共機関の下請けになっている、ということは、以前のSTORYでも述べた通り。

そのあたりとの関わりがない僕は、要するにそういう下請け仕事にありつくことができない。

そのため、何か別の手段で生計を立てる必要がある。


僕の場合、前職でメンタルをメタメタにされ、逃げるように会社を飛び出した経緯があることから、再就職についてはスッパリ諦めている。

かといって、40過ぎのオッサンが今更ホワイトなホワイトカラーになんてなれるわけもなく、ごく稀に、誰もやりたがらない「アノ資格」絡みの汚れ仕事を引き受けられるように、仕事のない日は日雇い(主に肉体労働系)のバイトを入れつつ、糊口を凌ぐ他ないのである。


で、とうとう先日、僕もギックリ腰をやってしまった。


腰をやり、動けなくなってしまうと、人間はホントに老けるね。

たった3日で30歳は年をとった気分だ。


かつての、日雇いのカネだけでは全然足りず、あちこちからカネを借りて、飲み歩いている姿をFacebookに投稿する日々。

セミナーやら、だれか有名人の講演を聴き、ツーショット写真を撮るやら、意識高い系のイキりを見せるオッサンは多数いるかもしれないが、ここまで意識低いイキり方を見せて回る「アノ資格」ホルダーはなかなかいないだろう。


それもこれも、プライドなんて最初から和式便所に流しているからできること。


なんで、こんなことを書いているかというと、さっき知り合いに「久しぶりに飲みに行こうよ」と誘われつつ、腰が痛いことを理由に断ったから。


本当は、ガチでお金がなくて飲みに行けません。

ホントのこと、まだまだ話せなくてすみませんでした。

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