もうかれこれ10年以上前の話です。
当時は「DV」なんて言葉もありませんでした。
結果的に泣き寝入りするしかありませんでした。
今だったら確実の逮捕されていますね (^^;
それまでは暴力をふるわれたことが1回も無かったのですが、私が別れを切り出した時でした。
その時は、もう彼は怒り狂っている状態で。
車に乗っている時だったので、運転席から助手席の私に20発以上ですかね。
全力のグーパンをくらいました。
その時どうしてだったかわかりませんが、私はノーガードでした。
「殴りたいだけ気が済むまで殴れ」
という気持ちでした。
私が悪いとかそういう気持ちはありませんでした。全く。
その後、解放され、左目の部分がみるみる間に腫れていきました。
「わー。明日、会社行くのにやばいな。」
と思っていました。
翌朝起きたら、案の定、赤紫色になっていて、それはそれはひどい状態になっていました。
眼帯をして、自転車に乗っていて転んだことにして出勤しました。
(結果的に職場で白状してしまったのですが。)
その日は、実家に行く日でもあって。
同じように最初は嘘をついたのですが、白状しました。
今から母の気持ちを思うとやるせなかったと思います。
一方で、母は厳しい人だったので「自業自得」との思いもあったと思います。
その次の日。
私は交番に行きました。そして事情を説明しました。
その時代の警察官はあっさりしたもので、
「まず診断書が必要。」
と言われただけでした。
そして眼科を受診し、診断書を書いてもらって。
それからまた交番に行きましたが、なんの反応もありませんでした。
結局、なんの対応もなく、私が診断書の自腹をきっただけでした。
後日、弁護士さんにも相談に行きましたが、ノーリアクション。
当時はそんな冷たい時代でした。
これだと殴ったもん勝ちですよね。とほほ。
今、もしDVに遭っている人がいたら、もう、すぐ警察に相談です。
今の警察はストーカー対応にしかり、とても親切に対応してくれます。
相手に自宅がバレている場合は、引越するよう強く勧められます。