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嫌味を言いたくなる時、自分の劣等コンプレックスが刺激されたんだと気づいた話。

Image by Olia Gozha

思わず嫌味を言ってしまったり、批判めいたことを口走ったとき、大抵私は自分の劣等コンプレックスが刺激されて口走ってしまう。なので、嫌味を言わないように心がけています。言った瞬間に自分のコンプレックスを相手に教えているようなものだと気づいたからです。




  小学校時代、私はなかなかの人付き合いが苦手な子どもでした。友達は、数人いたのでゼロではなかったけど、沢山友達がいる子が羨ましくて、妬ましかったのを覚えています。


  いまなら、素直に認められる。嫌味を言ってしまった相手に、めちゃくちゃ嫉妬していたことを。





 嫌味を言った相手に、めちゃくちゃ憧れていて、自分もそうなりたかったのに、なれてないから、悔しくて嫌味を言ったことを。






 それを認めたら、コンプレックスが無くなりました。





 人は、素直に自分に沸いた感情を、認めて、受け止めて、その生まれてきた感情を感じ切り、抱きしめる要領で、受け止めてみると



 まるで水面にポコポコと沸騰して沸いた蒸気のように、コンプレックスは、消えていきます。




 すると、とても素直な自分になれて、嫉妬から解放されました。






 意地を張っている時、それは自分を守っているときです。傷つくから。





 自分に湧き出た感情を感じることが怖くてたまらなかった。だけど、思い切ってえいやぁ!って感じてみると






あれ?!

 一瞬で嫌な感情が終わってしまったりします。






 感情って、ただただ湧き出て、消えていくものなんです。




 お湯の蒸気みたいに。





 それを感じるのが怖い時、私はそこに心の傷があって、また傷口が痛むかも!と、とても怯えてました。





 なんで、そんなに、怖かったのかと突き詰めていくと、その感情を素直に感じていた小さなとき、その感情を素直にだして、両親に怒られて、いけないことなんだ、と思い込んでしまったからでした。




 そのとき、親は親で

いっぱいいっぱいで、八つ当たりで言われたことでも、子どもの私は八つ当たりされた、ことがわからないので





 ただ、自分が悪くて怒られたとしか思わないと、正しくない理不尽な怒りをぶつけられてても、小さい頃はわからない。親は選べない。



 優しく温かく、厳しくても子どもを守ってくれる親に育てられている人ならともかく、親が子どもっぽい、我が子に責任転嫁するタイプだと、自分の感情をきいて貰えず、親に感情を出すことが怖いまま大人になってしまう。






 押さえつけられた自分の感情は、お湯の蒸気のように消えていくことが出来ずに、体内に溜まり続け、それがいつしか、自分のコンプレックスに変わっていく。






 コンプレックスは、大人になってからいくらでも解消出来ることを知りました。





 もちろん、大人になってから出来ないこともきっと出てきちゃうけど、子どものとき、我慢してやらなかったことは、私は大人になってからほとんど全部、自分のお金と時間でやりました。





 やったら、いい。これを読んでいる貴方も。





 嫌味を誰かにぶつけても、自分が嫌な奴だと思われるだけ。どんどん、人が離れていく。自分が嫌味を誰かに言ってた時、自分の周りに集まる人間は類友で、似たようなひとばかりだった。





 やめた途端、周囲に集まる人間関係も変わった。




 誰かに嫌味を言いたくなるとき、自分の本音に気づいたらいい。





 ああ、私もやりたい!そうなりたいって素直に言いたいんだなって。言えなくて、相手に自分の嫌な感情を投影して、相手が悪いようなこと言ってしまう。




 コンプレックスを解消していくと、なんと妬みがなくなっていく。





  私も友達作りを頑張ってみて、沢山の人付き合いしてわかったけど、沢山の友達を作ることが出来るのはわかったけど、キープして維持するのは大変なことだとわかった。


  それから、沢山友達やママ友達がいる人を羨ましいと、思わなくなった。





 やってみて、それを維持する大変さを知ったからだ。私には私に合った友達の数があり、自分の性格では維持出来ないと自覚したし、沢山の人と人付き合いしたら気が済んでしまった。






 劣等コンプレックスは、自分の気が済むとなくなる、ことを知る。





 嫌味を言いたくなったら、人に言うより、自分で独り言みたいに上をむいていってスッキリしたほうがいい。





 感情は、押し殺さなくていい。

 感じ切る!!





 体内にたまると、感情も腐敗して、イライラしていく。心に汚れが溜まっていく。





 いつも心はキレイに保ちたい。




 

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